見出し画像

【SVシーズン1最終966位】クエスパトラ軸リレーバトン

 クエスパトラを初手に選出して、加速してブラッキーに繋ぎ、さらにブラッキーで積んでアンカーにリレーするのが基本戦術です。

剣盾でもペンドラーを軸に似たコンセプトの構築を使っていました。
https://note.com/jidai_shonen/n/n27b36423b3bc

【個別紹介】

バトン役


クエスパトラ@リュガのみ おくびょう/かそく H204 B84 S220
テラスタイプ:フェアリー 
まもる/バトンタッチ/みがわり/マジカルシャイン

 初手に出してまもるとみがわりでなるべく加速し、後続にバトンをつなげます。
 みがわりで自発的にHPを削り、リュガのみ(HP4/1でB1↑)を発動させるためHは4n調整。Sはウルガモスを見て最速100族抜き。残りは先制技対策でBに振っています。ガブ相手は初手まもるであまりひどいことにはならないため、ガブ抜きにはしていませんが、そのせいで負けることもあったのでした方がよかった気がします。
 初手ドラパ対面は特性すりぬけでこの戦法が使えないため、無理やり突破(もしくは引かせる)するために初手からフェアリーテラスしてマジカルシャインを撃ちます。スカーフマスカーニャもきついですが、こちらもフェアリーテラスでいなします。スカーフはへんげんじざいかどうかで判断していました。
 ちょうはつが弱点となりますが、クエスパトラの型が豊富で自分で殴っても強いこともあり読まれづらく、ちょうはつが飛んでくること自体少なかったです。ちょうはつされてしまった場合でも、相手がマスカーニャのような悪タイプならフェアリーテラスマジカルシャインで返り討ちにしつつちょうはつのターンを稼いでバトンにつなげることもできます。

ブラッキー@オボンのみ ずぶとい/シンクロ H252 B252 D4
テラスタイプ:どく
バトンタッチ/めいそう/ちょうはつ/のろい

 クエスパトラからバトンを継いでめいそうやのろいを積み、さらにバトンしてアンカーにつなぎます。
 相手のちょうはつ・アンコールなど厄介な変化技を防ぐためちょうはつは必須でした。バトン・積み技・ちょうはつを両立するポケモンは少ないですが、その中でもブラッキーは持ち前の硬さで安定して役割をこなせます。ほかにも中継役はいろいろ試しましたが、結果的にブラッキーだけに落ち着きました。
 かくとう・フェアリー技をいなすためテラスタイプは毒です。


アンカー役


■アーマーガア@おんみつマント しんちょう/プレッシャー H252 B4 D252
テラスタイプ:あく
ちょうはつ/つけあがる/はねやすめ/ビルドアップ

 最も選出率の高いアンカーです。今作からあくテラスによっていまいち火力の足りなかったつけあがるを大幅に強化できるようになったため、バトン先としてもかなり強化されました。
 ビルドアップやリュガのみバトンでBを補強できるため、D特化にしています。
 てんねん相手にもまあまあ強く、ラウドボーンには勝てませんが、ドオーにはちょうはつを当てれば基本的には勝てますし、ヘイラッシャにははねやすめ時にじわれを当てられなければ勝てます(勝率五分ぐらい)。
 キョジオーンのしおづけや、かえんほうしゃなどを連打されて状態異常になるのがきついため、おんみつマントを持たせています。
 おんみつマントを持つことでミラーアーマーがあまり機能しないので、とくせいはプレッシャーにしました。

■ラウドボーン@たべのこし おだやか/てんねん H252 B4 D252
テラスタイプ:ほのお
フレアソング/あくび/シャドーボール/なまける

 ラウドボーンを相手にするアンカーです。ほかにも相手に積んできそうなポケモンが多かったら選出します。
 ラウドボーンはテラスタイプと型が豊富で対策に非常に苦戦しましたが、D特化ラウドボーンでほぼ勝てるようになりました。あくびとなまけるを利用して眠らせ、(基本的にテラスで弱点を消してほのおが通るようになるため)ほのおテラスでフレアソングの威力を上げ押し切ります。
 
ハピナス@ひかりのこな ひかえめ/いやしのこころ H4 B252 C252 
テラスタイプ:どく
アシストパワー/マジカルシャイン/めいそう/タマゴうみ

 ジバコイルが重すぎたので入れました。
 てんねんポケモンをアシストパワーでゴリ押すため、C特化にしています。ひかりのこなはタマゴうみで試行回数を稼げるので結構強かったです。

■サーフゴー@メタルコート ひかえめ/おうごんのからだ H252 C236 S20
テラスタイプ:ひこう
ゴールドラッシュ/シャドーボール/わるだくみ/じこさいせい

 バトンパの天敵、カバルドン対策です。ひこうテラスでカバルドンを起点にします。
 バトンパが苦手とする変化技をことごとく無効にする点がバトン先として優秀です。マジックミラーを持つエーフィなどと違い、のろいやトリックも食らわず、すてゼリフを跳ね返して逆に退場してしまうといったこともないため、現段階ではエーフィより優れているように思います。ですが、クエスパトラと弱点がかぶっていたり、防御面を上げる積み技がなかったり、メジャーポケモンのため対策がきつかったりで、対カバルドン以外はあまり選出はしませんでした。
 こちらもてんねんポケモンをゴリ押すためC特化です。


感想
 クエスパトラのポテンシャルが非常に高く、正直バトンだけのために使うのはもったいなかったです。エスパータイプなのでバトン先にエーフィなどのアシストパワー持ちの同タイプエースを入れづらく、そもそも自らの攻撃性能が高くてんねんに対してアシストパワーやルミナコリジョンで突破することができるので、アンカーにした方がいいのではと思うことが多々。とはいえ加速バトン可能なのはこのポケモンだけですし、壁を張ることもできるので、クエスパトラが3体ぐらいほしかったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?