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宗教が変えた世界史 ビフォーとアフターが一目でわかる

書籍『宗教が変えた世界史』は、祝田秀全氏が監修し、かみゆ歴史編集部が編著した本です。
本書は、宗教が人類史においてどんな役割を担い、どう歴史を変えてきたかをオールカラーで丁寧に読み解く一冊です。

本書で印象に残ったのは、以下の箇所です。

> 「宗教は、人間の心の中だけでなく、社会や政治、文化や芸術、科学や技術など、あらゆる分野に影響を与えてきました。宗教は、時には平和と協調をもたらし、時には戦争と対立を引き起こしました。宗教は、人々の価値観や世界観を形成し、歴史の流れを変えてきました。」

私は、宗教に関心があるわけではありませんでした。
しかし、この本を読んで、宗教が世界史に与えた影響の大きさに驚きました。
この本は、ビフォーとアフターの図解や地図、年表などを用いて、宗教が関係する歴史的な事件や出来事をわかりやすく紹介しています。
古代から現代まで、ヨーロッパや中東、日本などの地域別に、宗教が歴史をどのように変えてきたかを学ぶことができます。

この本で一番興味深かった章は、第6章の「日本」です。
日本は、仏教や神道、キリスト教やイスラム教など、さまざまな宗教が入ってきた国です。
日本人は、宗教に対してどのような態度をとってきたのでしょうか。
この章では、日本の宗教史の特徴や問題点を考察しています。
例えば、日本の仏教は、中国やインドの仏教とどう違うのか。
日本のキリスト教は、なぜ迫害されたのか。
日本の神道は、なぜ国家神道になったのか。
日本のイスラム教は、どのように受け入れられたのか。
などなど、日本人の宗教観を探る興味深い話題が満載です。

この本は、宗教について知りたい人だけでなく、世界史について知りたい人にもおすすめです。
宗教は、人類史の重要な要素であることが、この本を読めばよくわかります。
宗教に対する偏見や無関心を捨てて、宗教が変えた世界史を楽しく学びましょう。

本書には、以下のような章があります。

- 第1章 古代
- 第2章 ヨーロッパ
- 第3章 中東
- 第4章 アジア
- 第5章 アフリカ
- 第6章 日本

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