2020/9/20 Liveメモ

■若い会社の公募増資は「買い」
・悪い決算出した会社の公募増資は、主幹事がやらせない、リスクが大きいから。
・公募増資ができる ⇒足元の決算が良かった、その株に対する需要がある、と投資銀行が思っているから。

■バリュー投資に重要なのは
原則、決算も大事だが、効き目は少ない。
営業キャッシュフローマージンがしっかりあること、の方が重要かもしれない

■ワクチン承認⇒金利上昇があり得る
・10年債利回り-2年債利回りのチャートを見ること(イールドカーブ)
・過去のリセッションから、経済が復活するときは、鋭角的に金利差が拡大している。
が、今回の金利差は、鋭角的ではない、金利差の拡大は十分ではない
⇒今の景気回復はあまり強くない、もう一段の下げがあるかも

※過去のマネックスの記事
https://media.monex.co.jp/articles/-/13019

■グロース投資
上昇している銘柄に飛び乗る、その瞬間から、利が乗る。
基本中の基本は、待ったなしで、高いところで飛び乗る。

ずるっと下がっているときには乗らない → セラーが待ち構えている。
(みんな、利が乗っているので、売る理由を探している)

※「急成長企業」という触れ込みで、株価が動いていない銘柄を「割安」と判断して買う。⇒これは、バリュー投資の買い方。

■ギンズバーグ判事が亡くなった影響
⇒政治的な信条を超越して尊敬されている人。

最高裁の構成
共和党の大統領が指名した判事(6) 対 民主党の大統領が指名した判事(4)
⇒共和党が優勢

ギンズバーグ判事は、リベラル劣勢において、大きな存在だった。

最高裁のパワーバランスが、保守に偏るのではないかと懸念されている。
(最高裁判事は、一生涯の任期である。日々の政治の滑った転んだから、超然とした存在でないといけないため。)


誰を判事にするかは、向こう10年、20年の最高裁のカラーを決める大事な瞬間。
通常であれば、最高裁判事の指名・承認は、じっくり時間をかけて決めていかないといけない。(平均すると、70日間ぐらいかけて人選が行われている。)

しかし、今は大統領選挙まで45日しかない。
かつ
共和党が優勢 共和党は劣勢 という状況になっている。

大統領・上院=共和党の状態で、共和党が次の判事をごり押ししているのではないか、というオーラが出やすい。

アメリカの国民性は「極端を嫌う」

大統領=上院=下院=民主党  ⇒ 相場は下がる
大統領=上位院=下院=共和党 ⇒ 相場は下がる

アメリカ国民は、力の拮抗し、上院、下院がゴリゴリして何も決まらない、という状況が「一番安心」と考えている。

共和党が、大統領選挙までに、共和党の判事をエイヤーで決めた場合、
共和党は今度の選挙で、大負けすると思う。

以上


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