生き返ったような夫のカシミアロングコート
いつもありがとうございます。
⬆の写真は夫の黒いカシミアコートを着たイギリスの孫次男です。
夫の定年
夫が定年したとき記念になるものと思い黒いコートを買いました。
なぜコートにしたかと言うと、
歳も取ったしこれからは会葬に出る機会も多くなるだろう。
とおもったのです。
しかし、
会葬も早々あるわけではないし寒い時期とは限らなかったのです。
住まいは地方の田舎で移動は車で電車に乗ることもありません。
最近は温暖化になったり、家族葬になったり、コロナ禍だったりと
着る機会などありませんでした。
親戚の会葬に1度着たっきりでクローゼットに眠ってしまいました。
カシミアのコート
ダーバンの黒いカシミアコートは
ロングのステンカラーの比翼仕立てで、シンプルで上質です。
この頃断捨離流行りで、
1年着てないものは処分しましょう
1年着なければ着るときは永遠にやって来ません。
などと言われています。
夫のカシミアコートは何年も袖を通すこともなくお蔵入りのまま。
夏に虫干しを兼ね出してみたけど
やっぱり、
処分出来ない婆ちゃんでした。
長女の一時帰国
10月中旬、イギリスから長女と下の孫たちが一週間帰国しました。
そのとき大学へ入学した孫次男が
12月18日に高校の証書授与式に行く話をしました。
「イギリスは寒いでしょう、孫次男君はコート着ないかね？」
「爺ちゃんのカシミアロングコートがあるのよ」
と婆ちゃん。長女は、
「高級そうね、イギリスに持って帰り孫次男に着るか聞いてみる」
と言いました。
孫次男君
孫次男君は、2メートル近い細身の背高ノッポさんです。
手足が長すぎ上着はリーチに合わせて2XLだと身幅はブカブカです。
パンツはロング丈なのにウエストは小さいインチでもブカブカ。
なかなか合うサイズが見つからないのだそうです。
なんと、
夫のロングコートを着てみると身幅も細くてピッタリだそうです。
送って来た写真を見ると、元々の丈はロング丈だったのだけど……
孫次男君が着てみると丈は膝の辺りで半コートみたいです笑。
孫次男君も気に入ったみたいで喜んでいるそうです。
長い間日の目を見ることのなかった夫のロングコートが、
生き返ったみたいで嬉しいです。
夫も着てくれる人がいて良かったと言います。
孫が着てくれるなんて爺ちゃんも婆ちゃんも本当に嬉しいです。
孫次男君なら大切に着てくれるでしょう。
何だか引き継いでくれるようで、ありがたいですね。
ロンドン ハイド・パーク
大学近くのハイド・パークを
コートを着て歩く孫次男君の後ろ姿を想像してみました。
by grandson
09.12.2023
黄色い秋
by grandson
23.11.2023
Squirrel
by grandson
26.11.2023
散歩中に出会ったリスさん。
孫次男君に、
「一緒に遊ぼうよ」
と言っているみたい。
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