家庭菜園のボクはネギ
いつもありがとうございます。⬆の写真は、ネギ坊主です。
ネギの種(たね)
去年の秋、奥さまが土の中にネギの種を蒔いてくださいました。
ほんとうは春蒔い方が良いらしいです。
固い土だったのですが水を撒いていただき柔らかくなりました。
ボクは種だったのですが一生懸命頑張って地上に出てみました。
地上は空があり明るくて風も吹き空気を吸ったらあぁ~オイシイ。
ボクはこの場所で大きくなってみようと決めました。
ネギの芽
ご主人さまが毎日水を撒いてくださるのでとても嬉しいです。
種だったボクは芽を出し5㌢くらいの長さまで成長しました。
それを見て奥さまは針みたいにちぃちゃくて細いね~と笑います。
「こんなんでネギになるのかねぇ~」
と言いながらとても嬉しそうでした。
ネギの成長
寒くなってきた頃、所々ひょろひょろっと伸びてきました。
隣のワサビ菜さんとシュンギク君は強くて勢力があるなぁ~
押し寄せてきそうでなんだかこわい感じがするんだけど…
ときどき犬のJ君もやって来て踏みつぶされそうになるんだけど…
ときどき、
奥さまが大きくなったかな~?と声をかけてくださいます。
ボクはその声を聞くと嬉しくて頑張らなくっちゃと思うんだ。
ネギとワケギ
ボクの友だちにワケギ君がいて成長がボクより少しはやいんだ。
だから、
ワケギ君はボクより早く奥さまの役に立つことが出来るんだ。
色々な料理に使って貰って、
「ちょっと便利で助かるわぁ~」
と奥さまが言っているのを、ボクはワケギ君の隣で聞いていた。
ボクも早く大きくなって奥さまの役に立ちたいとおもった。
ボクとワケギ君はよく似ているねと言われるのだけど、
「似て非なるもの」なんだろう。
料理の種類もたくさんあり、ボクらの使われ方もそれぞれだよね。
すでに、
ワケギ君は球根を引き上げて貰って、秋の出番まで休眠中だ。
ボクはあともう少し生きて、奥さまの役に立ちたいなあ。
ネギの生きがい
ワケギ君は少し前に役目を終えて土から出てただいま休眠中。
ボクは、ワケギ君のあとも奥さまの役に立って貰っているんだ。
奥さまやご主人さまにボクを食べて貰いたくさん使って貰うんだ。
それがボクの生きがいなんだ。
たくさん食べて貰うほど、ボクは増えて成長できるんだ。
生きものには寿命というものがあって、誰にでもあるんだけど…
先輩ネギ
ボクより1年上の先輩ネギの横に種を蒔いて貰いました。
その先輩は夏の暑い季節を生き延びてきたのです。
その先輩は、
ボクが成長するあいだずっと横で見守ってくれていました。
お陰でボクは小さかったのに、どんどん成長していきました。
ボクも成長したけど、
先輩ネギも成長していきました。
ボクも来年にはネギ坊主になれるかな?
奥さまが「楽しみだね」と言ってくれました。
そして来年は、ボクもネギ坊主になって種になりたいのです。
記念撮影
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