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面倒を見ているのは、私なので

勝手なことを言うのは辞めて頂きたい。
今日、村の集まりで ご年配の女性から「Nさんは元気か?」と実父の様子を
聞かれたので、「今は、結構 認知症状が進んでいるので 今日の集まりは
私が代わりに出ておくので、来なくて良いよと伝えた」と言ったら
「あんたが そんなこと言うもんじゃないよ!」と強い口調で言われて
とても ムカついたので、「面倒を見ているのは、私です。勝手なことを
言うのは辞めて頂きたいです」と口答えして帰ってきました。

大概の年配者は 家族に見せる顔と、外面が違います。
外で 滅多に会わない人と会って話す内容は 当たり障りのない話で
昔話が多くて そういう記憶は 結構ハッキリしているし 辻褄が合ってるし
だから「認知症状が進んでいる」と思われないことも多いです。が、しかし
家族に見せる顔は 30分前の話を忘れるし、トイレに行ったつもりで歯磨きして
トイレを忘れて漏らしてしまったり、脱いだ洋服をどこへ置いたか忘れて
あちこち探し回っていたり、色々な困り事を抱えて それをまた 上手く
伝えられずにイライラして当たり散らしたりするような生活なのです。

だから村の集まりに来たとしても 議題があって決めねばならない席で
延々と昔話をしてしまうようなことが続けば、本人も周囲も 
困ってしまう場合があるのです。
まして この寒い季節。古くて寒い公民館に集まって 1時間も会議したら
いくらストーブ炊いても大変です。
それでも古い付き合いの方たちから見たら 父は頼りになる存在らしくて
顔を見ないのは寂しいと言って頂けるのは有り難いです。ありがたいけれども
もう80歳を過ぎた父に 何かを頼んでも無理なことが多い。
それすら理解できずに あれこれと口を出そうとする人たちを見ていると 
本当にイラつきます。

義父母の介護は 今は身体を使わずに プロにお任せ出来ているし
夜中に呼び出されることも減ったので、楽になってきています。
精神疾患を患う叔母も 入院先で怪我をしないように見守ってもらえているので
息子が高熱を7日間も出して大変でしたが、私の精神状態は
持ち堪えられました。
ここへ来て、実父母の認知症状が顕著になってきて そろそろ免許も返納して
ほしいと 年末に帰省してきた妹と説得して やっと気持ちが固まりつつ
あります。
何かあってからじゃ、遅いので。
そういう事も含めて 面倒見てるのは私なので。
余計なこと言うの、辞めてよね、マジで。

サポートありがとうございます。自分の時間をゆっくり作り出すために、遠慮なく使わせて頂きます🙇‍♀️。