近況

年が明けて自分のメンタルは安定したように見えて、実はそうでなかったり。

結構、上がり下がりが激しい日々が続いてると思う。

昨日の午前中、別のA型作業所の見学に行った。

自分は年が明けて、何か行動に移さねばならないと思っていて、それは家族に心配をかけないという意味合いが大きかったが、実際気持ちの上ではそう大きな変化はなかったのかも知れない。

先週、初めて作業所というものを見学して思ったのは「こんなものなんだ」ということで、何せ初めてのことだから、そう思うより他はない。

ところが今日行ったところと先週行ったところでは、やはり大きな違いがあって。

そもそも「もう一件、見学しましょう」と提案して来たのは、障害者相談・生活支援センターのKさんだった。

そんなセンターが存在してることって、あまり知られてないように思うが、自分もネットで検索してるうちにそういう施設があるということを知った。

何故、Kさんが別の作業所の見学を提案したかと言うと、彼はいくつもの作業所を見て来たからだ。

彼の役割は、言ってみれば障害者や何らかの理由があって社会と接点を失った人と、作業所とのあいだを繋ぐコーディネーターのようなもの。

名前は出さないが、先週みた作業所はKさん的に「ありえない」対応だったらしい。

まず、僕はA型作業所での就労を希望していたのに、先週のところはB型作業所で、僕自身B型での就労を希望してるということで話が通っていた。

A型とB型の違いはと言うと、A型は比較的障害の軽い人が働くところ。週20時間は最低労働するという雇用契約を結び、時給も各自治体の最低労働賃金以上の額が保証されている。

B型はもっと重度の人が就労する場所で、週20時間という制約も無い。その代わり、賃金も100円だったりするらしい。詳しいことは知らんけど。


先週いった作業所では、とりあえず研修を申し込んだ。その期間は、時給も発生しないし、交通費も自腹。そのあいだに事業所も労働者もお互いの適正を見定めるといった感じだ。要は「働けるかどうか」を見る。

ただ先週のところでは、僕の経歴は何も聞かれなかったし、履歴書も何も持参しなかった。

「へ?こんなんでいいの??」と思ったけど、これも初めてのことなのでそういうものなのかということで済ませていた。


昨日、見学した作業所は「試用期間」→「本契約」までのフローチャートも書面で渡され、口頭ではあるが僕の病気のことと職務経歴のことも質問された。

めちゃめちゃ長くなるのはいつものことだけど、今回も長くなった。

しかし自分の内面に重きを置かず、社会と接点を持ちたいけどどうしたらいいか分からない・・・という人に向けて、自分の体験を書いてみたつもりだ。

とりあえず僕の意見としては、一般企業と同じでA型作業所といってもひと括りには出来なくて、ブラックなところもあればホワイトなところもある。

まあ、それは実際に労働契約を結んでから身を通じて感じることなんだろうけど、見学だけでもこれだけの差があるということが言いたかった。


「障害者として働く」というのは自分にとって重たいテーマだということは前回、書いた。しかし、何もしなければこのまま社会と接点は何もないし、僕はこれを足がかりにしようと思った。

先のことは何もわからないけども。




 

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