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2024年夏至と3か月予報

6月21日夏至。
夏はこれからといったところですが、暦では陽のエネルギーがmaxになり、陽が出ている時間が一番長い日と言われます。

星よみで夏至とは、太陽がかに座に入った時のことを指しますが、今年の春分図で1年の運気の流れを読んだとき、この1年のテーマはかに座でした。ここだけで考えても、今年のメインはこの3か月ではないかと思います。

また数秘でも、だいたい6月~9月あたりがその年のメインにあたります。つまり、この3か月は今年のテーマがガツンと見えてくる期間。

今回も星よみと数秘を交えながら、2024年夏至からの3か月を読んでいきたいと思います。


1. 2024年のテーマ

詳しくは「春分と3か月予報」に書きましたが、星よみからみた1年のテーマはかに座、数秘からみた1年のテーマは数秘8です。

▪かに座の意味:
 日常生活で一番の土台となる安心できる居場所や仲間と、
 そこに生まれる愛情(自国、家庭、仲間、愛情や正義、サポート)など
▪数秘8の意味:
 循環、実り、収穫、拡大(感染)、協力など

ここから出てきた2024年のテーマは
『新しい時代を迎えるために、これまで築き上げてきた土台を壊し、自分だけではなく、身近な大事な仲間たちと一緒に、安心して過ごせる環境を創っていこう』ではないかと思いました。

数秘8は土台を意味する数秘4からできているので、ここから見ても、国、会社、家族…そういった自分たちの生活(心の安定)の土台となる事柄に関することがテーマになりそうです。

今年が数秘8の年、来年が数秘9の年、再来年は数秘1となり、新しいステージが近づいています。今年はこれまでの概念を壊して、新しい時代を迎える準備をしていくとき。変化を恐れず行動していきましょう!

2. 夏至から3か月のテーマ

3か月のテーマをみるASCはかに座(18度)。1年のテーマをみる春分図でのASCかに座(19度)と度数もほぼ同じというところからも、濃い3か月なのでは?と思います。

かに座は感情を司る水の星座です。上から下へ流れたまっていく水。そして、太陽がかに座へ入るポイントである夏至も、陽のエネルギーのピークではありますが、ここから徐々に陰のエネルギーへ移行していくことを意味します。陽:上昇、発散していくエネルギーから、陰:下降、ため込むエネルギーへ。12星座の特徴と自然の流れはこのようにリンクしています。

かに座のシーズンである6、7月は梅雨の時期。湿度低めのカラッとならば、行動も感情も軽く楽しく上昇しますが、気候と同様に人の心も行動も内側にため込みやすい時期がやってくることになります。

内側にため込みやすくなる要因は、外・他人を自分の内側に取り込んでしまい、見て比べてしまうことではないでしょうか。

前章の1年のテーマでもお伝えしたように、ここ数年で世の中は大きな節目を迎えるようです。世界情勢も日常生活のあれこれも、変動が大きくなるのは、新しい時代を迎える準備なので致し方ないと捉えていますが、そんな中で情報・コミュニケーションを司るふたご座に拡大を意味する木星がいることで、いろんな情報があふれて、感情が揺さぶられやすくなる期間でもあります。

この1年に限ぎった話ではありませんが、情報過多の今の時代や、ため込む陰のエネルギーが強くなる時、感情が乱れてしまう時は
・外からの情報を過信せず、客観的な視点でとらえてみる
・情報や他人(の感情など)と適度な距離を取って、
 自分の心地いい環境を保つ 
ことをおすすめします。

あふれる情報=悪いでなく、数年後から始まる新しい時代を見据えて、情報を得る・コミュニケーションを取ってみるには、とてもいいツールです。新しい人たちとの繋がりは、やる気やいい刺激にもなりますし、そこからこれまでとは違ったアイデアも生み出されます。情報を自分の中できちんと整理しながら、理想を形にしていくために積極的に有効活用して、いいご縁と繋がっていきましょう!

3. 3か月予報

ここからは、数秘をベースに3か月の流れを読んでいきます。

(1) 7月:数秘6(内観、中庸)

6月は数秘5(バランス、揺らぎ)の月。これまで当たり前に思っていたことに対して感情の変化があったり、変化・挑戦をしてみたり、何か外部の変化に心揺らいだり…となんだかバタバタと忙しそうな月でした。

7月[数秘6]は、6月の感情を冷静に受けとめ、自分なりに整理し、区切りをつける(プラマイゼロに戻す)、落ち着きを取り戻すような月になりそうです。6月にバタバタしていた言動に、冷たい水をぶっかけられて我に返るような、本当に自分が求めていることに気づくことになるかもしれません。

6月22日と7月21日にやぎ座の満月が起こります。満月図はみていませんが、どちらも同じ数秘9の満月です。突き詰めた先に何か(新しい扉)に気づく…半年前のやぎ座新月に感じていたことを思い出しておくと、ヒントになるかもしれませんね!

(2) 8月:数秘7(飛躍、冷静)

8月[数秘7]は軸がブレることなく行動できる月。目的が明確に定まっているので、行動に勢いがあります。

7月に本質を突いた何かに気づいたことで、余計な感情・情報・人間関係などに終止符を打って、心も身体もスッキリ冷静です。自分の目的を貫くことだけに集中し、邁進していくイメージがしました。

8月5日から29日までは、水星がおとめ座としし座で逆行します。見栄を張らず、等身大の自分を表現して、周りと連携を図っていく。冷静に自分のあり方を見直し行動する期間になるのかもしれません。

(3) 9月:数秘8(完結、実り)

9月[数秘8]は、今年の数秘のテーマ数秘8の月。2024年のヤマにあたる月です。

8月に行動した結果が実を結びます。見栄を張って、素直に自己表現できずにいたところから脱皮したことで、新しい人間関係のカタチや心のよりどころ、考え方などを得られる月。いままで越えるのが難しかったからこそ、大きな達成感や自己成長を感じられるはずです。

9月2日から来年1月末まで、おうし座にいる天王星が逆行します。この天王星は、来年5月には次の星座ふたご座へ移動するので、今回の逆行はおうし座での最後の逆行です。おうし座=自分の五感、自分にしかない価値観、才能と、天王星=変革…自分リニューアルの最終チェックのような時期。来年には「自分の感覚に素直な私」が出来上がっているかもしれませんね!

ちなみに、9月のメイン星座はおとめ座です。健康、メンテナンス(管理)を意味するおとめ座と何でも拡大させる木星が葛藤の角度にあります。

また数秘でも9:終わり、デトックスと、8:循環、拡大の意味で組み合せると、満足感とともに、気が抜けて体調不良…ってことになりかねない予感がします。翌月10月から新たにスタートできるよう、無理せずしっかり休んでおきましょう。

3. 個人的な体感(まとめ)

数秘では9月がその年の数秘と同じ数字になるので、大きなポイントにあたるのは毎年の通例行事なのですが、今回は7月[数秘6]も気になりました。

星よみから見ても、今年は風星座=男性性が優位で陽のエネルギーが強いのに対し、陰のエネルギーの7と陰でも陽でもない6の組み合わせを見たときに、舞い上がっていたものがゼロのポイントに戻される、もしくはマイナスを這っていたことがゼロのポイントに戻されるような大きな変化がありそうに思ったからです。悪いことが起こるという意味ではなく、感情も何もかもがゼロ、原点、無になる…そんな感覚です。

そこから7月に2回目のやぎ座満月が起こることを知って、なんとなく納得し、やはり7月は大きな気づきを得られる月になるんだろうなと思いました。

そしてもう一つはやっぱり9月[数秘8]。陰と陽の一番大きい数字が並ぶ完結と実りの月。それだけに身体にも負担がきそうです。9月はメンテナンス必須!予定を詰め込みすぎず、ペースを落としておくといいかもしれません。

気候と人間の心身は関係があるので、やはり湿度が高くなり不快感が増すと、生活のいろんな場面に影響が出てきます。湿度ではなく、響きのいい”潤い”に置き換えて、自分が心地い環境を自分で作って、ポジティブに過ごしていきましょう!

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