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足るを知る|2021年9月号総編集

『月刊じぶんジカンバックナンバー』は、過去号のコラムを総編集して1本のnoteにまとめたものです。

こちらは2021年9月号の総集編。
テーマは「足るを知る」について。

自分にとって、足りている状態とは何なのか。どうすれば満ち足りるのか。じぶんジカン代表・松岡がとても大事にしているテーマでもあります。

それらについて考える問いを、ぎゅぎゅっと1本にまとめました。


2021年9月号|足るを知る

『足るを知る』とは、もともと中国の老子の言葉で、次のような意味で使われています。

足るを知る(たるをしる)
身分相応に満足することを知る。足る事を知る。

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もとになっている言葉は、こちら。

ち‐そく【知足】
《「老子」33章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分 (ぶん) をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。

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わたしがこの『足るを知る』という言葉を知ったのは、テレビのドキュメンタリー番組で、北海道の牧場を経営されている方が「座右の銘」として話すのを観たときでした。

話をしているのは年配の方で、自然豊かな場所で、動物達とともに暮らしていました。その笑顔には嘘がないようにわたしには見えて、「満ち足りているのだ」と感じたのを覚えています。

「自分にはこれぐらいあれば足りる」と知ること。
持っているものに目を向けること。
自分を満たしていくこと。

わたしはもともと「足りないところ」に目を向けがちだったので、『足るを知る』を定期的に意識するようにしています。「もっともっと」になっていないか、不必要なものまで両腕に抱えていないか、と。

ちょうど振り返りたいタイミングだったこともあり、9月号では、わたしが定期的に行っているワークを、みなさんと一緒に進めていけたらと思っています。

ということで、2021年9月号はこんな方におすすめです。

【9月号をおすすめする人】
・「もっと頑張らなきゃ」と考えがちな方
・自分を満たしてあげたいと思っている方
・自分にとっての「足る」を考えてみたい方

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