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ちいさなブランドのつくり方

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ちいさなブランドを運営する上で考えてきたことを、このマガジンにまとめます。
運営しているクリエイター

#ちいさなブランドの学校

「誰が、どうやるのか」が大事

個人がブランドを立て、それを生業にしていくには、「何をやるか」よりも「誰が、どうやるか」が大事だなと強く感じます。 例えばわたしの運営する『じぶんジカン』で言えば、ノートの販売が「何を」に当たります。ノートの販売って、すでにやっている人がたくさんいて。文房具メーカーもそうだし、個人でもそうだし。何なら今から誰でも始められるような、イージーなタイプの事業です。 でも、この「ノートの販売」を生業の軸にできている人は、きっとそんなに多くない。つまりは「ノートの販売」自体に収益性

個人ブランド継続の3つの壁と、その乗り越え方

「松岡さんがこういう取り組みをするの、めちゃくちゃ意外でした」 わたしをよく知ってくれる人達から驚かれたり、わたし自身も「まさか自分がやるとはなあ」と感慨深かったのが、昨年『ちいさなブランドの学校』というものを始めたことです。 コミュニティとか、所属とか、そういうものがあまり得意でないわたしが『学校』を始めることにしたのは、「もっと想いが溢れるブランドが増えたらいいのにな」という願いからでした。 大量生産/消費じゃなくて、想いも手渡すような人間らしい営みが増えること。自