【読書メモ】「幸せをお金で買う」5つの授業

今までお金を貯めたり、運用することを考えていましたが、目標金額を上回る運用益がでてふと、「お金って何に使えばいいんだっけ?」と思うようになり、「お金の使いかた」のヒントになるような本を読んでみました。
以下、自分用のメモまとめています

①レジャーにお金をつかう

①社会的なつながりが生まれる経験、②思い出話になりそうな経験、③自らが望む理想の自分像に結び付く経験、④めったにないチャンスを与えてくれる経験

②ご褒美にする

ご褒美を設定するのは重要だが、飽きが来ないようにすることが重要。例えば、最初は自分へのご褒美として始めた1日1杯のコーヒーを、惰性で飲むようになっていないかなど。

③時間を買う

仕事、通勤、買い物、家事の時間を減らす。時短製品はより一層時間に追われている気分になる。逆に、人助けなど人のために時間を使うと、時間に追われている感覚が軽減される。通勤時間がゼロから22分になった場合の幸福度を相殺するためには、収入が33%増える必要がある。時給計算を行うと時間と引き換えにお金を稼ぐ気持ちが強くなり、人助け(ボランティア)をしなくなる。

④先に支払って、あとで消費する

支払いは苦痛で、消費は快楽。
先に支払っておいて、忘れたころに消費を行うのが一番幸福度が上がる。苦痛(支払ったこと)を忘れているので。
同時だと幸福度は先に支払いを済ませた時と比べると劣る。
一番いけないのは後払い。苦痛(支払い)を小さく見積もってしまうので、支払いが大きくなる傾向がある。
また、不確実性に人間は喜びを感じる(p150)→クリスマスプレゼントなど2つ選ばせてどちらか1つをあげるのがいいのかも?

⑤他人に消費する

自分のためよりも他人のためにお金を使った人の方が明らかに幸福度が高い。そしてそれは5ドルでも20ドルでも全く影響がなかった。
収入を増やすのと同じぐらい、他人に使う支出の割合を増やすことが効果がある。
追い詰められて人助けをするのではなく、「選択して」人助けをすることが重要。
1000人以上の高齢者を対象にした研究で、お金または別の形の援助を、親類と親類以外の人両方に提供した人は、全体的な健康状態が良好だと答えた。この関係は、収入や運動能力など他の変数を考慮に入れた後でも成立しました。

その他

収入が55000ドルになっても、25000ドルの時よりも9%しか向上しない。


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