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NH*G PLT(SFC修行記 その5)

緊急事態宣言

4月5日の修行で41,686pp、達成率は 83.4%に達していましたが、緊急事態宣言の発出を受け、職場と取引先の新型コロナ対応が始まりました。さらには医療機関勤務のカミさんの職場でも「同居家族が越境移動をした場合や、越境移動者と接触した場合は2週間の自宅待機」と、かなり厳しい禁足令が敷かれました。

5月末、緊急事態宣言が解かれるまでの約2ヶ月は、修行を含む越境移動全てを自粛していましたが、修行関連の情報を見るのもやめていました。見ると飛びたくなってストレスたまりますし。

実際のところは、緊急事態宣言中は修行が凍結されて飛べなくても、移動ができなくても、その事自体に強いストレスを感じることがありませんでした。
全国民に向けて自粛を要請していたのと、尾身 茂博士、西浦教授が日々発表していた内容が納得できるものだったので、仕方ないかと諦めも付きました。後日、いろいろと悩まされることになる、取引先や上司からの保身や責任のがれや嫌がらせが透けて見える、理不尽で恣意的な自粛の押し付け、矯正にはうんざりさせられましたが……。

さて、緊急事態宣言が解除され、6月に入ると徐々にですが新規感染者も減少し、

「このまま穏やかに減少して収束するのでは?」

という淡い期待をいだかせるような状況となっていました。
自分もカミさんも、制限付きながら禁足令は解かれ、職場では越境を伴う出張の話も出始めました。

第二波が来る前に飛べるだけ飛んでおくべし、ということで7月に修行を再開することにし、計画を練り始めました。
今回は前回同様に新型コロナ対策で間引かれている欠航便の影響の他に、自粛レベルではあるものの、自分とカミさんの職場からの制約もクリアする必要があります。
このために制限が多くなる反面、想定していたAXT-HND-OKAルートの単調な往復ではない、新たな修行の一面が見えてきました。
子供の頃から時刻表を眺める妄想旅行を楽しんでいましたし、あれこれと旅程を考えるだけでも楽しいのです。ゲームのやりこみプレイの一種、縛りプレイをしているような楽しさがありました。

今回の縛りは

・首都圏、愛知、大阪、京都、兵庫、札幌、福岡の大都市圏は、経由・通過も宿泊も自粛要請があるため立ち入りしない

・土日のみで完結

・3密回避の視点から居酒屋等は利用を避けるべきです。つまり、「繁華街から離れたホテルに宿泊し、コンビニ飯でビール呑んで寝るだけ」という形が望ましい

の3つです。

ANA就航地では、秋田空港からは羽田、伊丹、セントレア、札幌千歳しかありません。庄内空港も羽田便のみ、大館能代空港までは3時間弱かかる上に同じく羽田便のみ。花巻、山形はANA便は就航していません。

検討の結果「仙台-沖縄」か「新潟-沖縄」が現実的な修行ルートとして浮かんできました。これに沖縄-宮古や沖縄-石垣のオプションもつけられればベストです。

仙台は何度も通っているので土地勘もあり、ルートも何通りかあるので工事や事故で渋滞しても回避策が取れる点と、片道100pp程ですが余分獲得できるのも魅力です。

以上を踏まえて7月18日仙台-那覇-宮古ー那覇、7月19日那覇-仙台の日程で修行を再開することにしました。計画時点では7月19日の午前中に那覇-石垣の往復も考慮していたのですが、SKYコイン不足で現金の持ち出しが発生するため断念しました。

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既に修行を開始した当初の、pp単価云々や全てSKYコインで賄うなどの構想は絵空事になっていますが、気づかぬふりで前進するしかありません。
インパール作戦の様相を呈してきましたが、最終的に勝てばよいのです。

9レグ目。7/18 NH1863 SDJ-OKA(11:50-15:10)

修行再開第一弾です。直行便なのでバリュートランジットは使えず、スーパーバリューにしてしまうと運賃は安くなるもののpp単価は逆に悪化してしまうので、敢えてバリュー運賃を選択しました。
直近になってプレミアムクラスに空きが出たので往復とも有償でアップグレードしています。

甚兵衛さんのさんぽを済ませ、7:00に仙台に向けて車を走らせました。
順調に11:00前には仙台空港に到着。この日はもう運転は無いのでラウンジでビールを2杯。こじんまりしていて静かですが、窓がないのが残念でした。

機内では白ワインとともにお昼ごはんを頂き、3時間以上のフライトなので、久しぶりの空をたっぷり楽しめました。

10レグ目。7/18 NH1727 OKA-MMY(16:30-17:25)

短距離便ですが若干ながらpp単価が良くなるためプレミアムクラスにアップグレードしました。
ドアクローズの前に、短距離便でサービスが出来ないためと断りながら、CAさんがお菓子のと水のセットを配ってくれました。
このパターンは初めてです。

宮古島は初めての訪問ですが、滞在時間は30分の予定。次回はカミさんと一緒にゆっくり来れると良いのですが。

11レグ目。7/18 NH1728 MMY-OKA(18:00-18:50)

復路は資金難のためプレミアムクラスは断念。
宮古空港では制限エリア内での折返しではなく、ほんの短い時間でしたが一旦外に出ました。
入口付近で外の空気を吸い、少しだけIngressを起動していくつかのポータルをハック&デュプロイ。
搭乗口付近の売店でステッカーを買ったらすぐに搭乗時刻になりました。

機内に入って修行を開始してから初めての「おかえりなさいませ」体験もクリアしました。これで名実ともに修行僧になった気がします。

この日は3レグで終了。雨も降っていたのでまっすぐホテルに向かい、オリオンビールとWATTA、空港で仕込んできたA&Wのハンバーガーとコンビニのおつまみで夕食にして終了としました。

翌朝、気持ちよく晴れていたので人が出る前の早朝に活動を開始。
5時過ぎから7時ころまでの2時間ほど、Ingressでポータル密集地、国際通り付近のミッションをこなし5kmほどあるき回りました。

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Ingressのあとはコンビニで朝ごはんを買い込みシャワーでさっぱりしてからホテルでのんびり過ごし、11時のチェックアウト期限ギリギリまで粘ってから那覇空港に向かいました。

那覇空港ではチェックイン前に88ステーキで早めのランチ。残念ながら運転が控えているのでビールは我慢。その分お肉はちょっと大きめにしました。

12レグ目。7/19 NH1864 OKA-SDJ(14:15-18:50)

このフライトも有償アップグレードでプレミアムクラスです。
空港食堂で沖縄そばの持ち帰りセットを買い込み、プレミアムチェックインカウンターで預けてから、出発までの1時間ほどは常連の様な顔をしてANAラウンジを利用して、定刻通りに搭乗。
機内ではコーヒーとサンドイッチ、フルーツ。天気も良かったので外の景色を楽しめた楽しいフライトになりました。
残念ながら沖縄満喫!とは行きませんでしたが、飛行機だけはたっぷりと楽しめた二日間でした。

仙台へも定時で到着。忘れずに沖縄そばをピックアップして、家まで3時間のドライブ。久しぶりの修行はとても楽しいものでした。

3回めの修行終了時点での成果はこんな感じ。(PP倍付け含む)

合計PPは48,843。達成率は97.7%。

運賃の合計は137,080。
原則SKYコインを充当しましたが、足が出た分は現金で追い銭。
金額は9,080円也。

UG料金の合計は60,000円。こちらも現金。

当初の予定は全てSKYコインで賄う予定だったのが、既に70,000円弱の現金を投入を余儀なくされています。というかUG料金の贅沢料な気がしますが。

そんなこんなで修行第3弾、仙台夏の陣はこれにておしまい。
7月19日の朝にOKA-ISG-OKAを仕込んでいれば……。と、2ヶ月以上悶々として過ごすことになるとは思ってもいませんでした。


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