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NH*G PLT(SFC修行記 その3)

南船北馬

前回は2020年4月7日の緊急事態宣言発出まで。

最後の方は駆け足で、実際のフライトの様子を全く書いていなかったのと、記憶違いもあったので、少し巻き戻して予約の様子から。

"3/31に予約を入れ、4/1にBRZ資格で錬金術をつかってSKYコイン化し4月4日、4月5日に初回、2回めの修行を決行することにしました。"

と書きましたが、予約記録を紐解くと3/3の時点で4月5日の予約を取っていました。バリュートランジット(以下VT)28の最安値をSKYコインで購入していたので、ANA JCBゴールドの変換率で錬金術を行い、資金に充てたはずです。4/4のフライトは、PP倍付けを知った後にVT7で急遽購入したので、1.5倍ほど割高になっています。

4/4 秋田-伊丹-那覇-羽田-秋田
PP単価5.5

往路19,240円、復路25,300
伊丹→那覇 有償UG10,000円
羽田→秋田 有償UG5,000円

この他、那覇-羽田はBRZのアップグレードポイントを利用してUGしました。

4/5 秋田-羽田-那覇-羽田-秋田
pp単価2.4
往路13,100円、復路13,100円
那覇→羽田 有償UG 14,000円

PP倍付けの恩恵で異常にお得なPP単価になっていますが、通常でも10.9と4.9なので修行のPP単価としては余裕で合格点。VTは修行僧御用達の券種ですね。

3月末から4月はじめのこの修行フライトの時期、この時点では職場でも越境移動の制限もありませんでしたし、緊急事態宣言も発出前だったので、気持ちの上での負担はありませんでした。
この直後の緊急事態宣言の後に、職場で新型コロナ対応の右往左往・朝令暮改が始まり、遡及適用された結果、2週間の在宅勤務を余儀なくされましたが……。

沖縄でも緊急事態宣言が明けた7月から、大規模に新型コロナウイルスの感染が拡大しましたが、この時点での新規感染者数は一桁で推移していて、あまり神経質な雰囲気はありませんでした。

さて、修行初日の4月4日。

1レグ目。4/4 NH1652 AXT-ITM(8:00-9:50)

記念すべき初の修行フライトです。
いつもの時間に甚兵衛さんのさんぽを済ませた後シャワー、すぐに車に乗って空港へ。普段の出張と同じで、特に高揚感はなし。いつもと違うのは、ガラガラと引っ張っているスーツケースが空なことくらい。出張の時は工具やハンドキャリー品が結構あったりで、スーツケースは15kg前後の事が多いです。

秋田ー伊丹は久しぶりのボンQ。巡航高度が低いので乗っていて楽しい機体です。プロペラが見える席がお気に入りです。
工事真っ最中の伊丹空港に到着後は、2レグ目のITM-OKAを有償UGしているのでラウンジを利用しましたが、休日ということもあってか、程よい人口密度と静かさで、新型コロナへの感染が怖いと思う環境ではありませんでした。ラウンジでは空港名物の生ビールを一杯。うまかった。

2レグ目。4/4 NH765 ITM-OKA(11:00-13:20)

今度はお久しぶりのプレミアムクラス。

自分ルールで「ビールは運転の8時間前まで、量は最大でも中ジョッキ2つまで」と決めています。

どこで調べても大体同じ様な記述で、中ジョッキ一杯分のアルコールの分解には4時間程かかるようです。

復路の秋田空港到着時間は21:25頃の予定。12:00に食べ終わったとしても9時間あります。
先程ラウンジで呑んだ500ml+350ml缶をもう一本なら、8時間程あれば充分に抜ける計算です。
ということで、プレモルの350ml缶をお供に、お昼のオベントも美味しくいただきました。

そんなこんなで2年半ぶりの那覇空港に到着。
天候は曇り時々小雨。
ボーディングブリッジを渡っている途中で、早速修行僧的な事案が発生しました。

「472便にて東京にお乗り継ぎのお客様!」

地上係員さんの話では、機材繰りの関係で帰りの472便が遅延の見込みあるため、ご希望であれば一つ前の便に振り替えますよというご案内でした。

472便の出発は16:40、一つ前の470便は15:35。
15:00より前に外のチェックインカウンター、または制限区域内の乗り継ぎカウンター、ラウンジ受付に来れば変更可との事だったので、この時点では保留してその時点で考えることにしました。

荷物のピックアップ前にANA FESTAを覗くと今まで一度も出会えなかった大東寿司を発見!迷うこと無く購入しました。スーツケースをピックアップした後、お昼は機内食を食べたはずなのに、到着ロビーのベンチでペロリと完食。泡盛欲しくなるね。

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一つ食べちゃってますが、ホントは6貫入です。

食べたあとはミッション開始。

ゆいレールで赤嶺のスマイルに向かい、このために持ってきた空のスーツケースに泡盛を詰め込みました。一般酒なら空港よりもこちらのほうがかなり安いです。家でも泡盛を常飲しているので、紙パックの1.8Lを6本と、首里城支援デザインのオリオンビールの6本パックをご購入。

古酒や琉球ガラスのシャレオツな瓶・パッケージの泡盛を買うなら空港やお土産屋さんのほうが充実しているので、それぞれ目的によってお店を選ぶと良いと思います。

すぐに空港に取って返し、カミさんミッション開始。
オハコルテの「しあわせはこぶとりサブレ」。ついでに「ヒラミーレモンケーキ」もご購入。続いてnun okinawaの「シークワーサーバター」を探しましたが残念ながら終売ということだったので、代わりに「パパイヤバター」をGET。

4月4日のミッションは14:30過ぎにはすべて完了。
帰りもUG済なのでプレミアムカウンターでスーツケースを預けた際に、先程の遅延情報を確認したところ、遅延は発生しない見込みとの事だったので、予定変更は行わず那覇のANAラウンジを初体験することにしました。

ラウンジのビール……と行きたいところですが、8時間ルールがあるため断念。窓がないので飛行機を眺められないのが残念でしたが、コーヒーを飲んでまったり1時間程過ごしました。

3レグ目。4/4 NH472 OKA-HND(16:40-19:00)

無事遅延もなく那覇から羽田に向かいます。今回もプレミアムクラス。BRZ資格で付与されたばかりのアップグレードポイントを早速使いました。機内ではサンドイッチとフルーツが出たような……。通路を挟んだ席に、ラウンジで終始いちゃついていた中年カップルがいて、密かに人間観察をしていたので退屈しませんでした。

4レグ目。4/4 NH409 HND-AXT(20:20-21:25)

本日3回目のプレミアムクラス。羽田から秋田へ。20分ほどANAラウンジを見学してから乗り込みました。非幹線なので冷たい夕食。

「晩酌のツマミにもらって帰っていい?」

と聞いてみたところOK頂いたので、オベントはお持ち帰りしました。
機内販売用の紙袋に、おしぼりとおつまみ2つもつけてくれました。
プレミアムクラスだったので、到着後もスムーズ。

6:30過ぎに家を出て、帰宅したのは22:20頃。
帰宅後はすぐにシャワー、着ていた服は即洗濯。貰ってきたオベントをツマミにちょいと呑んで修行初日は終了。
1日に4レグ乗りましたが、プレミアムクラス率75%なので修行感はなし。
旅行・移動が好きな自分にとっては楽しい一日でした。

次回は修行二日目の模様をお送りする予定です。


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