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”なんちゃって‼ 会員名簿管理プログラム” を作る 3--初期設定 ver2


前書

“なんちゃって‼会員名簿管理プログラム” を趣味で作ってます。
その【考え方】と 【Accessで作成】 のブログ記事です。
Win11 で、Access(64bit版) で作ってます。
素人なので、間違っているところも多いと思いますが、
『こういう考えの人もいるんだな』って感じで読んでください。
※作成方法の記事を読む参考として使うため、プログラム内容と
 処理結果は保証できません。


初期設定

ログインする。

最初の画面です。
※起動方法については、2--準備と起動 を参照してください。

接続するデータベースが見つからない旨のメッセージが出ます。→ OKを押す。

【ログインID】ボタンを押して、"認証ID" と "パスワード" を入力します。

  認証ID → ji     パスワード → bon   
   (孫に じ~ぼん と呼ばれてるので。)
  この認証権限は、システム管理者の権限です。
   →【認証確認】ボタンを押します。
  認証されないと、次へ進みません。

データベースに接続をする。

  ログインで承認されると、データベースにリンク接続をします。
  新規に起動する時は、各パソコンのデータファイルが見つからない為、
  下記メッセージが出ます。

OK を押して、登録済の次のデータベースを探します。

  登録済の場所をすべてサーチし、見つからない場合は、
  下記メッセージが出ます。
  

見つからないので、OK を押して、
データベースを保存した場所を探して設定します。

  ダイアログの画面が表示されるので、場所を辿ってファイル名を
  ダブルクリックします。

データファイルが見つかったら、ファイルをダブルクリックします。

  接続が完了すると、この場所(パス) と ファイル名 が自動登録
  され、次回起動の時に自動で優先接続をします。

案内のメッセージが出ます。 OK を押します。


操作画面(システム管理者用) が表示されます。


システム設定について、

【システム設定】ボタンを押して、設定画面を表示させます。

システム設定の画面

 システム管理者

表示画面の左上にあります。

  システム管理者は、❝システム設定画面❞ を開く権限があります。
  初期値のログインの "ID"  ( →→ ji )と "パスワード" (→→ bon ) が表示
  されます。この "ID" と "パスワード" で、権限を認識するため、
  他ユーザーに付与または、公開しない事を勧めます。
  変更は可能ですが忘れた場合は、❝システム設定画面❞ が
  開けなくなります。

 データベース接続 

接続先を登録します。

  データ部の保管したファイル名とパス を登録してデータベース接続を、
  下記の方法で選択し、接続の処理をします。
  ①登録済のファイル名とパスを《優先》順に見つかるまで自動で
   サーチし接続します。
  ➁見つからない場合は、ダイアログ画面が表示されるので、任意に
   該当するファイルを選択しダブルクリックします。ファイル名と
   パス は、自動登録され《優先》の設定となります。
  ➂複数のデータベースファイルから、指定するデータベース運用に切り
   替える場合は、ファイル名とパスのデータから《優先》に任意で
   チェックをして切り替えます。
 

 新規データベース作成

表示画面の右下にあります。

  登録方法は、
  〔識別名 〕+〔データ部である表示〕+〔操作部との整合バージョン〕
  の識別できるファイル名を推奨します。
   例---町内会名簿管理data_ver1.accdb
   例---盆栽クラブ名簿管理data_ver1.accdb
   などのファイル名を入力し、【データベース作成】ボタンを押します。
  新規データベースの作成の数の制限はありません。
  ただし、運用ルールや操作方法、テーブル構造、画面書式、印刷書式
  等は、すべて同じとなります。
  新しいデータベースを作成した場合のテーブルデータの内容は、
  下記処理で作成されます。
   ①接続中の既存データのテーブルファイルがコピーされて、
    名前を新しいデータベース名 *******.accdbが作成されます。
   ②元のデータベースファイルはそのまま残り、データリンクを解除
    します。
   ③コピーしたデータファイルの中のテーブルデータを空白とし、
     連番付与のフィールドは、初期値  "1" から連番開始とします。
   ④ただし、一部テーブルデータは、初期化しないものがあります。
     運用ルールに関係する例として、
     ・このシステムに関する固定ルール
       ❝version情報❞テーブルなど
     ・変更可能だが、慣例的なデータ
      ❝性別❞テーブル、❝優先度❞テーブル、❝連絡方法❞テーブルなど

 変更履歴

  メジャーな改版の履歴を登録します。
  例えば、データ部のテーブルの構造(フィールド名・データの種類・
  など) が変更となると、操作部のクエリ・フォーム・レポート・vba
  なども変更が必要となり、データ部・操作部の両方が同時に改版管理
  が重要となります。
  改版内容を入力して登録すると、操作部とデータ部に同Revの情報を
  書き込みして整合チェックをさせるので、現時点で接続リンクしてい
  ない別のデータ部
                  例--盆栽クラブdata_ver*.accdb 
        にはRev情報が書き込みされないので合致しなくなります。
  ※回避方法は、改版の事前に操作部を単純にコピーして、別の名前
                  例--盆栽クラブ管理ver*.accdb
       として残しておけば別々のデータベースのセットとして運用可能です。
  要は、操作部--1:データ部-- 多 でも、操作部--1: データ部-- 1
  でも 操作部--多: データ部-- 1 でも設定可能ですが、
  この説明ブログが終了するまでは、ややこしいので変更履歴の登録は、
  しない方が良いと思います。


 -----ちょっと休憩-----

海岸へ遊びに行ったら、カッコイイ バイクが止めてあった。

 使用者権限登録

  ログインの "ID" と "パスワード" で識別をする為、ユーザーごと
  に "ID" と "パスワード" を割り振り、運用の権限を付与します。  
  ※注意---既に記述済のシステム管理の "ID" と "パスワード" を付与
   すると、そのユーザーにも【システム設定】の画面操作が可能と
   なる為、注意が必要です。
  ユーザー登録は、別画面(Menu画面)の【①会員登録】で事前登録し、
  更に【③使用者登録】を事前に登録する必要があります。  
  ここでの権限とは、
  ・運用管理者---運用データの登録の権限を付与するユーザーに
      ✔をします。     
  ・メール送付対象---PDF資料などを自動メールする対象者は、
      メールアドレスを登録し、Mail送付対象に、✔を入れます。
      後で、メールテストを実施するので、自分が受信確認できる
      アドレスを登録しておきます。
  ・BACKUP権限---権限に✔のあるユーザーがプログラムを終了した
      ときに、データ部のファイルのバックアップを同じ場所に、
      自動コピーを、
         例--盆栽クラブdata_ver*.accdb-1、~ -5、-1・・・
      と5世代残します。データ部が壊れた時に、時系列の
      最新のファイル名から、"-*" を消してデータファイル
      の復旧に使います。    
  不要となったユーザーのレコードデータは、画面の表中で右クリック
  して行単位 (レコード単位) で削除可能です。

 自動メール設定

  メールで、自動送信をする為の設定です。
  このプログラムでは、smtpサーバーへの送信専用で使います。 
  5個までのsmtpサーバー情報を画面で登録します。
  画面内の❝適用ID No*❞ に✅ をして、アドレスとパスワード
  を登録します。
  ①Gmailの場合 
   (最近送信エラーとなります。ベアメールブログさん ←を参照。)
  ・適用するアドレス --- --- Google Gmailで登録したメールアドレス
    例 momotarou@gmail.com
  ・適用するパスワード --- Google アカウントで登録したパスワード
  ・smtpサーバー --- smtp
  ・プロバイダー組織名 --- gmail
  ・トップ~サードレベルドメイン --- com
  ・送信port (SSL)--- 587

  ②YahooMailの場合 (登録は簡単)
  ・適用するアドレス --- Yahooで登録したメールアドレス  
    例 momotarou@yahoo.co.jp
  ・適用するパスワード --- Yahooで登録したパスワード
    ※yahooのパスワードの取得方法 ←ここを参照。
  ・smtpサーバー --- smtp
  ・プロバイダー組織名 --- mail.yahoo 
  ・トップ~サードレベルドメイン --- co.jp
  ・port (SSL)--- 465

  ③~⑤は、使っているメールのプロバイダーを登録してください。
  上記の ❝smtpサーバー❞ 、❝プロバイダー組織名❞ 、❝トップ~サード
  レベルドメイン❞ の言葉の区別は特別に考慮してません。
  それぞれの間の "  ." は、文字結合の時に付けるので入力は不要です。
  【アドレスの登録とメールテスト】ボタンで登録を完了させます。
   メールテストで、『成功』した時に、自分が受信確認できるアドレス
   に届いているかを確認します。
  ❝適用ID No*❞ に✅のあるメールが、自動メールのアドレスに設定
  されます。


  

これで、初回設定は完了です。
【戻る】 ボタン で メニュー画面に戻ります。
 

  お疲れ様でした。

               ---次回につづく---

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