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クラシック① 入門編

どうも!ハリーです。今回から2度にわたって「クラシック音楽」を見ていきます。今回は「音楽の基本」から「種類」、「よくある質問」など初心者にオススメな内容になっています。これをきっかけにクラシック音楽にハマってくれると幸いです。では参りましょう!

オーケストラの歴史

クラシック音楽といえばオーケストラが演奏するイメージがあると思いますが、オーケストラの歴史はご存知でしょうか?そもそもオーケストラとは木管楽器・金管楽器・弦楽器・打楽器によって構成された演奏チームです。

起源は古代ギリシャにまでさかのぼります。個人的には何でも古代ギリシャだなと数あるnoteを書きながら感じています。古代ギリシャにて演劇のBGMとして楽器を用いたチームを結成したことが始まりといわれています。そして時は流れ、フランス革命時に弦楽器と木管楽器・金管楽器が追加されて今のような構成となったようです。楽器が追加されるにつれて演奏できる音楽のバリエーションも増えていきますから、音楽によってはピアノなどの鍵盤楽器も参加するようになりました。

楽曲の種類

ではもっとなじみ深いものへ話を進めましょう。みなさんは「交響曲」や「円舞曲」などといった難しい言葉がクラシック音楽にくっついていることに気づいていますか?これ実は楽曲の種類を表していまして、要するに当時の文化人は題名を見るだけでなんとなくの曲の雰囲気をつかむことができたのです!格付けチェックも余裕で突破ですね。今回は簡単にさらっと見ていきたいと思います。

まずは「管弦楽曲」ですが、これはあまりルールはなく比較的自由で老若男女問わず楽しめる曲調となってます。

次に「交響曲」。シンフォニーとも呼ばれます。なじみ深いものだと思いますがどうですか?交響曲といえば章分けされた物語を聞いているような気分になれます。細かい規定はありつつも、物語のように盛り上がりのシーンや落ち着いたシーンなどがわかりやすいため、1曲でお腹いっぱいになります。

ワルツの異名を持つ円舞曲は舞踏会などの場でひろく使用され、メヌエットは比較的小規模なダンスの場で利用されました。

ここからは有名なもののみピックアップします。多すぎるので興味のあるものだけでもつまみ食いしてみてください。

始まりを表す「序曲・前奏曲」、練習用として使われた「エチュード」、「カンタービレ」はまるで歌唱用かと思ってしまうほどになめらかで耳障りのよい曲調をしています。「のだめカンタービレ」で有名ですね。そして複数の曲が合わさった「組曲」があります。

規定されたテンポなどを一部変更して作曲された「変奏曲」があります。また「幻想曲」「ラプソディー」「交響詩」「バラード」は物語や絵画をもとに作曲された曲種です。これは時代の流れによって宗教画や神話、小説などのストーリーやバックグラウンドを庶民にテンポよくわかりやすく伝えるためにクラシック音楽が利用されたからです。絵画や音楽などの文化は当時の情勢や社会を映す鏡となることが多いのです。つまり世界史を勉強するうえで西洋画やクラシック音楽は欠かせない要素といえるのです。

ストーリーを重視した曲種から今度は人が関わってきます。つまり「声」とマッチさせた曲種が登場するのです。「ディヴェルティメント」や「セレナーデ」、「歌曲」などはその代表で、BGMにもなり得るし、オペラなどの歌手との組み合わせも一級品です。

演奏形式

近代になってくると曲種だけでなく、演奏形式にも名前がつけられます。「ソナタ形式」は中でも有名で起承転結をクラシック音楽に組み込みました。これにより交響曲などはより一層深みが増したといえます。ちなみに音楽界では起承転結とはいわず、提示部・展開部・再現部などといった呼び方をします。

そしてクラシック音楽のバリエーションが増えたことでピアノなどの鍵盤楽器が参加することも増え、コンチェルト(協奏曲)という部類が誕生しました。

現代、数ある形式や曲種がクラシック音楽を彩っています。吹奏楽やオペラなどは現代人にもなじみ深いものであるといえます。

音楽のなぜ?なに

ところで学生時代にふと疑問を持ったことはありませんか?「○○調」ってなんだよ!とか「ハ長調」の「ハ」って何のことなんだろう?と。

簡単に答えると僕たちの知っている「ドレミファソラシド」の順を「ハ長調」といいます。そして少しその順をずらした「ラシドレミファソラ」を「イ短調」といいます。初めの基準が異なっていたのですね。そして「長調」なら明るい曲、「短調」なら暗めの曲になりやすいということも知っていたら面白いんじゃないでしょうか。

では「ハ長調」などのカタカナは何なのでしょう?実はその曲で主役となる音(主音)を指しています。「ドレミファソラシド」は「はにほへといろは」と和風で呼ばれることもあります。これを和音といいます。「ハ長調」なら主音は「ド」になりますね。

最後に普段聞いたことのあるクラシック音楽を載せておきます。どれも有名でオススメな曲なのでYouTubeで聞いてみてください!

今回は以上です。かなり省略した部分もあるので詳細が気になった人は僕のインスタへ↓↓↓
http://Instagram.com/jiao_qing.hai

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