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旧約聖書を読んでみよう 3

今回も引き続き旧約聖書を見ていきます。
今回はモーセの話などがメインになってきます

ヤコブとラケル、ラケルの姉との間に産まれた子供は全員で12人いました。彼らは後に「ユダヤ及びイスラエル12氏族」と呼ばれ、ユダヤ人民族の先祖となるのです。

そんな12人のうちの1人 ヨセフは夢のせいで兄たちの反感を買い、エジプト商人へ奴隷として売られてしまいました。父はヨセフは死んだと兄たちから聞かされるのでした。

そんなヨセフはエジプトにて雑用をしていくうちにファラオにその有能さを気に入られました。ヨセフは財務に関する役職に昇進しますが、ハニートラップによって牢獄に入れられてしまいます。

しかし牢獄の中でもヨセフの有能さは止まりません。夢占いによって一躍有名となり、ファラオもヨセフを頼らざるを得なくなりました。

そしてヨセフはファラオの夢占いを行い、それに対する対策を提案することで飢饉や疫病などの災厄からエジプトを守り抜きました。ファラオはヨセフを自分の右腕に任命し、一層権力を維持しました。

そんな中、飢饉に困った隣国はエジプトの経済力を求めてやってくることになりました。その中にはヨセフを売った兄たちもいました。ヨセフは一度は兄たちを幽閉しますが、後に許し兄たちと共に父と再会を果たすのでした。

ヨセフの4000年後、エジプト王はイスラエル人(ユダヤ人の別名)を迫害していました。イスラエル人の女性は世継ぎのための息子を隠し育てるのでした。

そんな隠し育てられた兄弟 アロンとモーセがいました。モーセはナイル川に捨てられてしまいますが、王女によって発見され育てられ、成長したエジプト王子として育つのでした。

モーセはイスラエル人ですからエジプトのイスラエル人の迫害を食い止めるために奴隷監察官を殺してしまいます。しかし殺しはすぐにバレてしまい、モーセはエジプトを追放され、羊飼いとして静かに暮らすのでした。

モーセ↓↓↓

ある日モーセが山で羊を世話していると、「カナンの地へ戻れ!」と神から伝えられました。モーセは神から杖をもらい、兄 アロンと協力しろと伝えられました。

モーセは当時のファラオにイスラエル人の解放を頼みましたが失敗。すると神の怒りか、エジプトに災害が多発しました。ファラオは恐れ、イスラエル人をモーセに託すのでした。

60万人のイスラエル人と共にモーセは旅を始め、追っ手に攻め込まれるも、モーセの杖により海が割れて道が出来ました。

モーセたちは飢えと戦いながら旅をします。すると空から食べ物が降ってきました。

そしてモーセはシナイ山の山頂にてまた神のお告げをきくのでした。それは神 ヤハウェとイスラエル人のルールを示した石板でした。詳しいルールは上記の通りです。👆
これによりユダヤ教の信者の資格として「モーセの10戒」が生まれたのでした。

モーセの10戒により「偶像崇拝」を禁止され、神や神に関する像を作ることは禁止されました。

そしてとうとうカナンの地に辿り着いたモーセはカナンを守る巨人と相対します。巨人を倒せないモーセたちは40年間カナンの周囲をさまようのでした。そしてついにモーセは亡くなってしまい、モーセの後継者としてヨシュアが選ばれました。

ヨシュアは賢く、強く、リーダー力もある天才でした。彼の指示により少数の部下がカナンへ侵入しました。中の警備を買収し、ヨシュアは10戒の入った箱 アークと共にカナンの城壁の周りを7周すると城壁が崩れ、カナンへと入ることが出来ました。これと同時にヨシュアはヤハウェとの10戒を守り、亡くなりました。

今回は以上です。
次回から2章及び3章に入ります。お楽しみに!

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