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2020年10月の記事一覧
上級ハムの試験問題を理解する試み(補足)
令和元年8月期の問題です。
この問題を解くにあたって、交流電流、電圧のベクトル表示について説明します。交流は時間とともに電流や電圧が変化するので、時間の要素をどう扱うかについて、ちょっとした図形的なトリックを使います。
まず、電流や電圧が振幅と等しい円を用意します。x軸から反時計回りにθをなす、半径I₀の円周上の点(矢印の先端=ベクトル)はI=I₀ sinθと書くことができます。ここで、θ=2
令和元年8月期の問題です。
この問題を解くにあたって、交流電流、電圧のベクトル表示について説明します。交流は時間とともに電流や電圧が変化するので、時間の要素をどう扱うかについて、ちょっとした図形的なトリックを使います。
まず、電流や電圧が振幅と等しい円を用意します。x軸から反時計回りにθをなす、半径I₀の円周上の点(矢印の先端=ベクトル)はI=I₀ sinθと書くことができます。ここで、θ=2