MLB移籍情報(D'BACKS)

こんにちは。お久しぶりです。ここからは、オフシーズンで様々な移籍情報がありますが、チームごとの移籍情報についてまとめて、今回はアリゾナ・ダイヤモンドバックスの今冬の移籍についてまとめ、現状を考察していきます。ぜひご覧ください。

昨シーズン


88敗を喫し、地区4位だったDバックス。サイ・ヤング賞クラスの成績を残したザック・ガレンと主砲で36本を放ったクリスチャン・ウォーカーの孤軍奮闘が目立った一方、リリーフ陣の崩壊や若手野手陣の貧打で全体的に苦しいシーズンを過ごした。

ザック・ガレンは12勝で防御率2.54と大活躍した
36本放ったウォーカーは他球団から引く手数多


今オフ

今オフの補強は多くはないもののTORとの大型トレードはMLB全体をざわつかせた。安定した守備に加えて25本を放った外野手25歳ダルトン・バーショーを放出し、見返りとしてリードオフ候補のルルデス・グリエルjrとMLBトップクラスのプロスペクトのキャッチャーガブリエル・モレノを獲得した。その他には元ヤクルトのリリーバーのスコット・マクガフと2年契約、ヤンキースからFAになっていたRPミゲル・カストロとFA契約、今オフにオプトアウトしFAになっていた先発のザック・デイビースと再契約、昨シーズン11本のSSディエゴ・カスティーヨをマイナー投手とのトレードで獲得し、韋駄天外野手カイル・ルイスをCクーパー・ハメルとのトレードでマリナーズから獲得した。加えて、メジャー通算331本を誇る大ベテラン37歳の3Bエバン・ロンゴリアと単年FA契約を結んだ。全体として弱点の補充という印象が強い。カスティーヨは、控えとして貴重な存在であったセルヒオ・アルカンタラがFAで流出した補填として考えられる。また、マクガフも今オフにオプトアウトしFAになったイアン・ケネディの補填ではなかろうか。

バーショーのトレードで大きな対価を得た

現状

先発ローテはバムガーナーメリル・ケリーガレンデイビースレイン・ネルソン(orジェイムソン)と予想される。実績のあるベテラン左腕のバムガーナー、昨季ブレイクのケリーとガレンは盤石とはいえ、球威不足に大きな課題を残すデイビースと新人のネルソンもしくはジェイムソンは未知数。リリーフはカストロ、マクガフ、サルサー、カルロス・バルガスの4人を加えたが依然として不安が残る。制球難を抱える投手が多く、大きな投手陣崩壊のリスクも抱える。一方で野手陣は若く、リスクもある一方大きな可能性を秘めていて、その中にベテランのリーダーロンゴリアが加入したことでさらに期待が膨らむ。

大ベテランで実績十分の新リーダー候補ロンゴリア

残りのオフシーズン

チーム最大の弱点であるブルペン陣はもう少しテコ入れが必要だと思われる。コンテンダーではないことも考慮して低予算のFAオプションとして安定感のあるヤンキースなどで活躍した左腕ジャスティン・ウィルソンやクリーブランドの鉄腕ブライアン・ショウらが適していると考えられる。加えて、若い外野手陣のリーダー役としてベテランの俊足ジェイク・マリスニックや流出したルプロー同様左腕にめっぽう強いスティーヴン・ピスコッティがいいオプションだろう。

安定した左腕ウィルソンはブルペン課題解決にうってつけ
FAになったルプロー同様左には強いピスコッティ


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