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こっそり脱毛サロンの予約をした15年前の私へ

こんにちは、しえるです。
先週・今週と、Podcastでは脱毛よもやま話を繰り広げております。
前回は、興味があるけれど私は未経験の「VIO脱毛」について、VIO脱毛の先輩のんこに教えを乞うた回で、

今週は若き日の私の思い出と、家庭用脱毛器についてつらつらと語っています。

軽い話なので😂、ぜひ、ながら聴きしてください♪
(Apple Podcastsはこちらからどうぞ)

さて。
その中でもお話したとおり、大学生の頃、初めて脱毛サロンというものに通いました。脇の毛をたしか2~3年かけて、そしておそらく15万円(※)以上かけて。文字通り時間もお金も費やした。
(※最初は10万円だったけれど全部終わらず追加で支払い、最終的にこのくらいだったはず。)

それにしても、なんであの頃ってあんなに高かったんだろう…
脱毛に限らず、技術が進化したり一般に広まっていくに連れて何事も低価格化していくものだから、しかたないか。

思春期から生え続ける腋毛とは、ずっとT字カミソリと格闘してきた。毛の流れに沿って剃るのが肌への負担が少ないと何かで見るも、それでは満足に剃れなくて、毛の流れに逆らってカミソリを当てていたりした。その猛々しい毛たちを、毛根からやってしまえ!とピンセットで抜いたりしてみた日には、痛すぎて涙がちょちょぎれた。
ティーン誌の後半に脱毛特集があれば目を皿にして読み、翌日には、私は除毛クリーム派、カミソリ派、ガムテープ派、なんていう話を教室でしていたっけ。(これは主に手足の話だけど。セーラー服から出る私の手足は、泣く泣くボーボーのままだった。詳しくはPodcastをお聴きください。笑)

たしか二十歳くらいの頃。
とある施設のインフォメーションセンターでアルバイトをしていた。閑散期はお客さまが少なくて、そんな時は笑顔で正面を向きながら、私たちはおしゃべりに夢中だった。私は学生バイトだったけれど、フリーターのお姉さまたちが多く、おしゃべりの話題は恋愛や美容や海外旅行など私には遠い世界のような話題ばかりで、「へー!」とか「ほー!」とか適当に相槌を打ちながら、なぜか「脇の脱毛」の話は耳をダンボにして聞いていた。

引き続きT字カミソリが相棒だった私の脇は、毛は剃られた状態だけれども毛穴がブツブツしていて、なんとなく黒ずんでいて、とてもじゃないけれどノースリーブなんて着れなくて。
夏も短くて半袖。
それでも腕は肩より上にあげられないし、つり革を持つときはいつも脇を締めていた。

本当にツルツルになるのだろうか…やってみたい...

記憶があいまいだけれど、サロンはそのバイトの先輩に教えてもらったところだったと思う。当時10万円は大金で(今もだけどw)、意を決して行った日のことを鮮明に覚えている。
施術前は毛が伸びている状態でいかなくてはいけないので、腋毛が生えた状態を作るため施術前1週間程度は剃らずにいなくてはいけなかった。それが(特に夏は)大変だった。。。

予約を取るのも大変だった。
ネット予約というものが当時はまだ一般的ではなかったから、毎回電話で予約を取らなくてはいけない。当時実家住まいで、脱毛サロン通いは口が裂けても親には言えないと思っていたから(実際知られても大したことなかったのだろうか…?)、予約の電話は絶対に聞かれてはならなかった。
だから基本的には外にいるときに予約の電話をしていたわけだけど、どうしてかその日は自宅から電話をせねばならない状況だった。私の家は当時とてもとても電波が悪くて、自分の部屋からは携帯電話の電波が繋がらない…笑
家族がいるから固定電話で予約をするわけにもいかず(こんなに切羽詰まっていたのだから、予約ではなくキャンセルの電話だったのかもしれない。)、ベランダから電話をかけた。そのベランダには私の部屋からしか出ることができなかったから、滅多なことでは家族がやってくることはない。

それなのに
そういう時に限って…という、あるある。

「こんなところでこそこそ誰と電話してるの‥!?!?怒」
「●×※♪#〇▼…!!!!」

・・・。
忘れられない思い出です。

10万円分の施術を終えても、まだチラホラ生えてくる愛し毛たちを一掃するため追加料金を払い、トータル2~3年で私の脇は見事ツルスベになった。
あれから15年ほどたったいまも、弱々しい毛がたまーに1,2本お目見えすることはあってもほとんど当時と変わらぬ様相を保っている。

今では数万円で完結するだろうけれど、それでもあの時大枚を叩き、時にスリル(?)を味わいながら脱毛したことに、後悔はない。
私は何も気にせずノースリーブを着、道の向こうの想い人に両手を振った。お風呂場の隅で使用済みT字カミソリをこっそり乾かすこともなくなった。

いまは家庭用脱毛器で、気になり続けている手足をセルフ脱毛中。
自分の身体と向き合うのは面白い。

*******

毛も、その他も、
自分が気になるか気にならないか、心地よいか悪いか、が大切。
だから、気にならない人はそのままで良いと思います♪
#BodyHairPositive っていうのもあるのですね!

では、また。



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