MS-60B[ZOOMのマルチエフェクター]
こんにちは。
ベーシストの長谷俊輔です。
今日はZOOMのマルチエフェクター【MS-60B】について書いていこうと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1706680334797-OjO1huuERu.jpg?width=1200)
もう発売されて10年以上経っているのでたくさんな方のレビュー動画が上がっています。
なので細かい説明は省きますが、簡単に言うと
【コンパクトエフェクターのサイズで色々出来ちゃうすごいやつ】
です。
今回はFoorinのパプリカを題材に音を色々作っていました。
YouTube
https://youtu.be/G1SCcCFPIu0
録音環境としては
ベース→MS-60B→オーディオインターフェース(audient iD4)→MacBook。
DTMソフトはLogic proとなります。
動画内で使っている音を一つずつ解説して行きます。
【Para EQ+T Scream+Bass CHORUS[Rear Pick up]】
メロディを弾いている音色になります。
あくまで使っている楽器が低音楽器のベースなので、中高音域が目立つような設定にしてあります。
Para EQで中高音域(1.2kHz)を強調、CHORUSで人が歌うようなちょっとした揺れを表現。
ここで大事なのが歪みであるT Screamを挟んでいること。
歪みを少しだけ混ぜて音に若干のドライブ感足すことでアンプで音を出したような『生感』が出ます。
【Bass Pre+T Scream】
ベースラインを弾いている音色です。
Midをいじれるところがありますが、◯ドウスキーのプリアンプに近い仕様かと思われます。
パッシブのベースを使う際にわかりやすく足りない低音域や高音域を足せるのでとても便利。
【Bass Pitch】
シンセのようなサウンド。
1オクターブ上の音が出るように設定し、ベース本来の音は全カット。
完全に低音域を無くしてウワモノの役割の音色を作ってみました。
【Bass Pitch+Slow ATTCK+ROOM】
上記の音に発音を遅くするスローアタックと、音を残響させるルームリバーブを足して、若干ストリングスっぽい音に近づけています。
【BASS DRIVE+Para EQ+T Scream+Bass Metal】
最後にドライブサウンドで派手にメロディを弾いてみました。
マルチの歪みは単体だと使いにくいものが多い印象なので、歪みに入る前の音を強化してから歪ませてみました。
※今回は動画の都合上リアピックアップのみでのドライブサウンドです。ピックアップミックス時はもう少し音が太くなる印象です。
いかがだったでしょうか??
今回は5種類の音色を作ってみましたが、冒頭に書いた
色々できるすごいやつ
だと思ってもらえたら幸いです。
他にも僕がライブで使う自作のプリセットがいくつかありますがそれはまた次の機会にでも。
ではまた。
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