娘の留学に伴うゴタゴタ話④
そもそも、なぜタイトルがゴタゴタ話になったのか、その原因となったのが今回書く出来事。本当のゴタゴタはここから始まったのです。
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いろいろと紆余曲折ありつつ、なんとか出発当日を迎えた9月のある日。
出発前にいちばんこわかったのは、本人or家族の誰かが感染して、みんなと一緒に出発できなくなること…。もし、そうなったら、みんなより遅れて出発しなければならず、さすがに私もついていくわけにはいかないので、かといって、大学の方が付き添ってはくれまい。初めての海外、たった一人で現地まで…想像するだけで恐ろしい。
と思っていたので、当日、無事体調も変わりなく、出発できることにまず感謝。そして、パーとわたしも一緒に見送りにいけることに、神様ありがとう、真面目に生きてきてよかった、との気持ちでいっぱいでした。
しかし、空港に朝はやく集合なのですが、何で行くのがいちばんいいんだろ?車で一時間弱の距離なんですが、高速使うので、自分の運転はちと不安、パーが休みの日だったので、パーの運転。
さて、何時に家を出る?も結局決めるのはアタシ。早すぎてもなぁ、と思いつつ、でももし混んだりしたら。いや、早朝はそんな混まないか…いや、なんかハプニングがあれば…など考えて何時出発かをきめ、ほぼ予定通りに事はすすむ…
が、もうすぐ家を出ようというとき、長女なにか探している。
「何か探してる?」
「電子辞書がない」
え?入れてなかった?入れたと思ってたけど、見当たらんという。えーっ。ほとんどはスマホで事足りると思うけど、大学の持ち物のなかに「電子辞書」とあったので、わざわざ買ってあったものを…
「スーツケースあける?」
と言ったけど、完璧にパッキングしてるから絶対イヤや!という。なんで逆ギレ?と思いつつ、結局見当たらないので諦める。
はぁ〜。大丈夫かな…と思いつつ、出発。
順調に空港につき、だいぶ早いかと思ったけど、続々と同じ大学の学生らしき子がきてるようで、間に合ったことに安堵。朝ごはんを食べてなかったので、ちょっと空港内のカフェで急ぎめに食べました。あんま時間ないな、というのにパーはでっかいハンバーガーを「おいしそう!」と頼み、なかなか来なくて長女に苦笑される、通常運転のそうだ親子。
せっかくだから3人で写真も撮って。子どもが大きくなってくると、親子で撮ることが少なくなってるから、これはいい記念になりました😊
さて
集合してから、荷物を預けたり、なんだかんだと親から離れて手続きの列に並ぶ娘。あれこれ考えて詰めたスーツケースは、規定の25キロを余裕でクリアの20キロだったそうです。もうちょい入れればよかったかな〜
最終的に、ちょっとした広場に集められ、100人近い学生がグループごとに出発の時間。行ってらっしゃーいと手を振ると、長女は困ったような、ちょっとイヤな顔をして、ゲートに進んで行きました。
行った行った…
けど、まだ飛行機が飛び立つまでもう少し時間が。パーとそのあたりをウロウロしながら、時間が近づいたらデッキから見送ろう、となりました。
デッキは暑かった〜。
日傘か帽子もってきたらよかったな。と言ってると、出発の時間に。飛行機はまだそこで止まってるけど、もうそろそろだよね〜
と、なんとなくスマホを取り出すと、長女からラインが。
??
開いてみました。
「財布がない」
…
……
………
うそだろ
続く
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