神を賛美することの重要性

「もしこの人たちが黙れば、石が叫びます。」(ルカ19:40)


科学者が宇宙を構成する「物質」を分解していくと、そこには、実際に、幾つかの音楽の分子も含まれていると言われています。
パリサイ人が神を賛美する人たちを黙らせようとした時に、イエスが、「もしこの人たちが黙れば、石がさけびます。」言ったのは、おそらくそういった理由があったからでしょう。


聖書には、木々が神を賛美して手を叩くとか、海や山が神をあがめると書かれています。
全ての被造物は神を賛美するために、かたち造られました。
ですから、賛美をしないということは、神との関係で結ばれないままの部分が存在することになり、他のものでは満たされることのない虚しさがあなたの内に宿るのです。


ダビデはこう言っています。
「私の祈りが、御前への香として、私が手を上げることが、夕べのささげ物として立ち上りますように。」(詩篇141:2)
ここでの、ヘブライ語の「祈り」という言葉は、「賛美の歌」を意味します。
聖書では、このような文脈で、76回も使われているのです。
ですから、さあ、神を賛美し始めて下さい!

契約の箱は3つのことを象徴しています。
それは、勝利、導き、神の臨在です。
イスラエルがそれなしでは途方に暮れると感じたのも不思議ではありません。
しかし、彼らがどのようにして、敵であるペリシテ人の宿営から、契約の箱を取り戻した
のかを見てみるとこうあります。
「イスラエルは、歌を歌い、立琴、十弦の琴、タンバリン、シンバル、ラッパを鳴らして、神の前で力の限り喜び踊った。」(1歴代誌13:8)
「力の限り」ということばに気づいて下さい。
力のない、弱々しい賛美ではいけません!
あなたの心と魂を投入して下さい!


ワーシップは神との親しい関係をもたらします。
エルサレムを再建することとなった時、歌い手は、その作業工程の成功に、兵士や建設者と同じ位、無くてはならない存在でした。
事実、彼らの役割には報酬があったほど、重要だったのです。(ネヘミヤ11:23参照)
さあ、神を賛美し始めましょう!

The Word For You Todayより