「賛美の生け贄」①

だから、私たちは、イエスによって、賛美のいけにえ、すなわち神をたたえるくちびるの実を、絶えず神にささげようではありませんか。ヘブル13:15

1 動物の生け贄
旧約聖書では動物の生け贄がささげられました。個人や国民の罪の贖いのため、神のめぐみに感謝を表すため、また自分の献身を示すためです。

2 御子の生け贄
新約時代はひっくり返ります。つまり神の側から人類のために生け贄をささげたのです。御子イエスの生け贄によって信じる者が、贖い、救い、赦し、癒し、神の霊を受けることが可能になりました。

3 賛美の生け贄
罪のための生け贄は必要はなくなりました。信じるならば救いを受けます。信仰者がすることは唯一、感謝を表現するだけです。その表現が生け贄なのです。キリストの生け贄は人間にとって最も基本的な必要を満たします。愛、安心感、幸福、生きがい、生きる力、コミュニケーション能力などなど。
ただ一つささげる生け贄は感謝表現です。私はライフスタイルと語りで表現してます。説教、教え、カウンセリング、伝道など、そしてあなたにとってのその表現はアート、文学、デザイン、IT技術、、、なんでもいいのです。
ただゴスペルはもろに賛美そのものです。
①賛美は歌うことより、ささげることです。くちびるの実を美しく力強くささげるためには自分自身をささげましょう。効果のないものは頑張っても限界があります。私の語りが効果を発揮するためには語りを神にささげます。語りを神にささげるためには自分自身をささげるという前提が必要です。
②歌うことばを生きることです。賛美を自分の生き様にするのです。ことばを生きてはじめて歌うと他者の心に通じます。そうすると愛と喜びが波動となって周囲の人に拡張して行きのです。愛と喜びのビックバンになってください。

平野耕一師(東京ホライズンチャペル)