『神様の創造と愛を賛美します』

清水ヶ丘教会牧師 中島 聡 師
 
詩編102:18~19「後の世代のために、このことは書き記されねばならない。主を賛美するために民は創造された。」
聖書によれば人(アダムとエバ)は神様によって創造され、神様の祝福を受けて世に満ちるようになりました。神様は人を創造するにあたって使命を与えられました。「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。』」(創世記1:28)。
 
第一に、この世界を支配することです。支配と言うと、権力者が力にものを言わせて強制的に従わせる様をイメージしがちですが、聖書における支配とは、文字通りすべてのものを支え、食べ物や安全など大切なものを配ってあげることです。とても大事な教えだと思います。
第二に主を賛美することです。具体的には、主の御業(天地万物を創造してくださったこと、私たちを愛してくださっていること)を賛美することです。ですが、本当に神様が天地万物を創造されたのでしょうか?創世記では第2日目に、「神は言われた。『水の中に大空あれ。水と水を分けよ。』神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。」と不思議な表現があります。しかし、宇宙の構成要素は90%が水素であり、「水の中に大空あれ」、「大空の下(地球の水)と大空の上(宇宙の水)を分けさせられた」という表現がぴったりなのです。こんな天地創造の説明は聖書以外にはありません。聖書の神様が創造主であることを信じるに足る聖句です。
 
神様が創造されたこの素晴らしい世界、自然を私たちは賛美し、その豊かな持続、継続を祈り願い、賛美するのです。聖書は最初からSDGsを宣言しているのです。
もう一つ、神様は本当に私たちを愛しておられるのでしょうか?これついては、ぜひ聖書を読んでください。せめて新約聖書だけでも読んで下さい。当日(7/27)受付にギデオン協会の新約聖書を50冊(無料)持って行きますので、どうぞ持って帰って読んでください。また誰かにプレゼントしてあげてください。
 
神様は、私たちに永遠の命を与えるために、独り子イエス・キリストを降誕させ、その命を十字架に献げてくださいました。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ福音書3:16)。ゴスペルはこの神様の愛を力いっぱい賛美します。ゴスペルと聖書は神様の創造と愛を伝える最強セットです。神様の祝福を力の限りに賛美して参りましょう。ハレルヤ!