「喜びの叫び」

JGCF2022 特別ディボーションメッセージ
茅ヶ崎恵泉教会 主任担任教師 越智馨 師

「主に向かって喜び歌おう。救いの岩に向かって喜びの叫びをあげよう。
御前に進み、感謝をささげ 楽の音に合わせて喜びの叫びをあげよう。」詩編95:1〜2
                
初めてのこと、最初の出会いという恵みは私たちに多くのことをもたらします。

今回のJGCFのコンサートで、もしかしたら初めてゴスペルに出会う方がいるかもしれない。新しい出会いもあるでしょう。またある方は何度も賛美し続けているのに、初めての驚くような恵みの体験をする瞬間があるかもしれない。

詩編95編は新年や新しい始まり、スタートの時に朗読されたり説教されたりする聖書の箇所です。

何!いきなり喜び歌おうっていうの?
そうなんです、これこそが人間本来の姿なんです!

週ごとの礼拝の中でもどうですか?まずは神様から招きの言葉があってすぐ賛美で応えていませんか?

よく私はダメな子供でしたから母に叱られました。「何かしてくださったら、『ありがとう』って言わなきゃだめよ」って叱られ続けましたが「お母さん、まことにアーメンです」と今になって言いたい。神様がしてくださっている全てのことに感謝で応えたい。だからハレルヤ!と叫ぶ。
詩篇の御言葉「救いの岩に向かって」の救いの岩こそ、主イエス様です。
イエス様の十字架に救いによって、今や私たちは天に向かって賛美ができるようになった。そのことにもまた感謝の賛美を捧げる。すなわち無限の感謝のループがゴスペルの原動力なのです。

コロナ自粛の期間があったからこそ、どうでしょう。ゴスペルやコンサートの重要性、必要性、そして私たちにとっての命の水に匹敵するものであることを感じることができたのではないでしょうか?主よ、凄いです。愚痴も散々言いました、「なんで集まれないの⁈辛いですよ神様!」って。

でもね、より大きな恵みを知るためだったのですね。ほんと神様ったら凄いことなされる!ハレルヤ!

コンサートに向けて、苦しいこと、嫌なこと、大変なこともこれからあるでしょう。しかし拭い去る方法がある。それこそが主に向かって喜び歌い、主イエスに向かって喜びの叫びをあげること。

神様に向き合い、感謝をささげ、祈り、喜びの叫びをあげ続けることなのです。