隔ての壁は壊された

「わたしは彼らを、わたしの聖なる山に連れて行き、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。ーーーーーわたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれるからだ。」(イザヤ 56:7)

イエス様の時代、エルサレムにあった神殿にはユダヤ教の信仰を持った異邦人が礼拝する異邦人の庭とユダヤ人だけが入れる庭との間に「隔ての壁」というものがありました。
イエス様はこのユダヤ人と異邦人との壁を壊しました。そして平和をもたらしました。
「2つのものを1つにし、隔ての壁を打ち壊し、」(エペソ2:14)

この「祈りの家」が「すべての民の祈りの家」になるにはイエス様が必要でした。
礼拝することから除外されていた異邦人もキリストを信じ神の子とされ、ユダヤ人と同じように聖所(礼拝所)に入って
祈ることができるようになりました。
至聖所に入り大胆に恵みの御座に近づくことができるのです。
キリストの十字架こそが私たちの平和なのです。

現代の私たちの日常にも様々な隔ての壁があるのではないでしょうか?
自分自信が持つ劣等感や罪悪感、経済的格差、地位や学歴、性別、ジェンダーの問題。
キリストこそ、これらすべての隔ての壁を打ち壊し、異邦人で望みもなく神もない神から遠く離れた私たちを神と繋がる者としてくれたのです。他国人でなく 神の子とされ、神の家族なのです。
そして、その場所は私たちを楽しませてくれる「祈りの家」であり
隔てがない、すべての人々のための「祈りの家」なのです。

「すべての民の祈りの家」とは、主を礼拝し、賛美する人々が集まるところ。
2/27JGCF 府中の森芸術劇場とオンラインで参加するみなさんの場所が「すべての民の祈りの家」となります。
私たちをひとつにしてくださるイエス・キリストにあって、
大いに主を賛美し、楽しみ、距離も越えてすべての人がひとつになる2/27を祈り待ち望みましょう!

小川明子音楽伝道師(東京ホライズンチャペル)