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JPTの配慮Tipsをつくろう!

昨今LGBTQ、ハラスメント、障害などに配慮した発言が求められるようになってきています。

マイノリティの方々のことを広く認識して無意識な差別が起こらないように配慮できる社会に近づいていることはいいことだと思います。

しかし、相手に敬意を示しつつ、相手を傷つけないように注意することは同時にコミュニケーションを難しく感じてしまう人が多くなっているのではないでしょうか。

例えば、
・意図せず相手を傷つけてしまう発言をしたくないがゆえに、話しかけるのが億劫になることってありませんか?

・「あー、あれ言わなきゃよかった。どう思われているかな」と後から後悔することってありませんか?

・場の空気を乱したくないがために、本音を隠してしまうことはありませんか?

上記のような悩みを感じている方は実際多いのではないかと思います。
結果、一体どういうコミュニケーションが理想なのか。

こういった背景から「JPT社内の配慮Tips(コツ)をつくろう!」ということになり、座談会が開催されました。

(執筆:アンバサダー エンド)

座談会開催内容

参加者は、社長の成川さん、副社長の阿渡さん含めJPTの社員の方、ミッションパートナー、アンバサダーあわせて16名が参加してくださいました!

座談会としてのゴール設定は下記内容になります。

一応ゴール設定はしましたが、参加者の方が日頃からモヤモヤしていることを吐き出せる場としての開催目的もあり、ざっくばらんな話し合いの場を意識して開催しました。

グループワーク(1回目)

まず初めにグループワークとして、下記内容について3つのグループに分かれて15分間話し合いました。

グループワーク後出てきて内容は、

・確認や質問をしたいけど、相手に「何度も聞いてくる」と思われると思うと聞けない/聞きにくいことがある。

・PCスペックについての発言で、相手が不快に感じてしまう発言をしてしまった。

・相手が間違ったことを言っていても指摘できず、黙っている(上司の発言、レストランで間違った注文が来た時等)

・オンラインだからこそ、いいことも悪いことも一言言うまでにためらってしまう(文字でのやり取りのため対面よりハードルが上がる)

・オンラインで雑談等がある場合、途中で抜けたくても抜けられない場合がある、言いづらく感じる

・こちらが手取り足取り教えても、相手がそれを望んでいない場合がある

他にも沢山意見が出てきており、あっという間の15分間でした。
特にJPTはフルリモートのため、普段の連絡ツールはオンライン上になります。
対面ならではの配慮に対する悩みももちろんありますが、画面越しでのコミュニケーションやチャット等の文字でのやり取りによる配慮の難しさも感じられているようでした。

グループワーク(2回目)

1回目のグループワーク内容をふまえて、次のグループワークも同じメンバーで15分間話し合いました。

グループワーク後出てきて内容は、

・傷ついたときには「デッドボールでした!」等で、フランクに自己発信をする

・自分の受け止め方と相手の受け止め方が違うことを認識する。自分と相手の課題を分ける

・「ありがとう、いいね」などの一言をあえて伝えることを大事にする

・Discord上でも、自分のためにも相手のためにも事前情報を与えられるような自己開示をできる場がほしい

・文字でのやり取りは絵文字を使用したりして冷たく伝わらないよう工夫する

・組織として360度評価(コミュニケーションに特化したもの)を導入してはどうか

・すべては思いやりがベース、相手に嫌な思いをさせてしまった後にどうリカバリーするかが大事

・まずは自己開示するようにする。自分の話をして相手に知ってもらう。

万人に適用できる配慮を考えるのは難しい中で、各々配慮ができる具体的なコツや配慮についての考え方など様々な意見が出てきました。

今回の座談会でお互いにモヤモヤを吐き出し、共有し合うことで今後どういった配慮をしていくべきかを皆さんで考えられたことも有意義な時間だったのではないかと思います。

座談会に参加してみての感想

JPTの皆さんは日頃からフルリモート、基本的に個人でお仕事をされている方々のため他の企業と比べるとコミュニケーションが少ない現状にあります。

しかし、今回の座談会のように自身が参加して、JPTの「配慮Tips」を皆さんで考える機会がちゃんとあるということが重要ではないかと思いました。

「配慮」とは?
手落ちのない、または、よい結果になるように、あれこれと心をくばること。

と検索すると出てきます。
まさにこの「あれこれと心をくばること」が大事ではないでしょうか。

「あれこれと」はそもそも正解はなく、「心をくばること」は相手の立場で物事を考えることではないかと思います。

はじめから正解はないので、相手の立場に立って考え行動したことは、
例え相手の地雷を踏んでしまうかもしれないですが、そこにはちゃんと「配慮」した気持ちは存在している。

自分では配慮ができていないと感じていることも、実際には相手はそこまで考えていなかったりみたいなことも往々にしてあります。

相手のことを思って行動したのであればそれは「配慮している」と私は思います。
今回話し合った内容の中から1つでも実践してみようと思えるものがあればいいなと感じました。

矢印が上を向いているコミュニケーションが大事

2回目のグループワークの中で出た成川さんのお話がいいなと思ったので共有します。

成川さんは、過大評価されることが好きで褒められて伸びるタイプだそうです(笑)

例えば野球部などで「叱咤激励」をあえて実践して部員をやる気にさせるやり方があります。「叱るように励ます」行為なので間違ってはいないですが「叱る」というマイナスな要素が入ってきます。
このやり方は、成川さんは「矢印が下を向いているコミュニケーション」で苦手だそうです。

それよりみんなで褒め称えあい、良いところを伸ばせる環境になるよう「矢印が上を向いているコミュニケーション」を大事にされたいそうです。
「配慮」もプラスなコミュニケーションをするために必要なものだと思ったので成川さんのお話を聞いて納得感が増しました!

今回の座談会で私も色々な方の考え方に触れることができとても学びが多い時間でした。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
















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