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新役員が語る!JPT参画の経緯と今後の抱負

JPTに2023年4月から新たに二人の役員(亀田、長尾)が加わりました!本記事は2023年5月に対談した内容を、ChatGPTの力を一部借りながら記事化したものです。

(インタビュワー:エンドさん
編集:えりこさん、長尾)

#役員参画の経緯

――最初にJPTを知ったきっかけについて伺えますか?

長尾:私はJPTが設立される前から知っていました。成川さんが一期生になるインターン生について、私の部署に相談に来たんです。「こんなことを考えているんですけど」と。
その時は直接的な関わりはなかったですが、話を聞かせてもらったり、実際のスキルを見せてもらったりしました。それで、成川さんが非常に興味深いことを考えていることを知ったんです。
だからその時から私はJPTを応援していたと言えますね。その後も成川さんとは「お仕事があれば協力したい」といった話をしていました。

――成川さんから初めてJPTの紹介を受けたとき、何が一番印象に残りましたか?

長尾:自身の課題感に成川さんのアイデアが強く刺さったことが記憶に残っています。データサイエンスやAI、Webアプリなど、現在JPTが提供している分野を社内の人材だけで対応しようとすると非常に難しいという認識を私自身が当時強く持っていました。
ですので、IT・AIのスキルを保有する組織ができ、日揮の業務を助ける仕組みがあるということは、非常に価値があると感じました。
成川さんがそういったことを考えていると知ったとき、本当にうれしかったですね。

――亀田さんも、JPTとの出会いについて教えていただけますか?

亀田:はい、私が最初にJPTを知ったのは、会社の掲示板に「新しい会社ができました」というお知らせが掲載された時です。
お知らせをクリックしてnoteの記事を読み「これは素晴らしい会社ができたな」と思ったのが最初の印象でした。
その後、しばらく接点はなかったのですが、私が参加していた会議で、成川さんがJPTの取り組みについて発表をされました。その会議で成川さんが「日揮ジャパン※からも誰か参加してもらいたい」と仰っていたので、最初に感じたときめきを思い出し、私はすぐに乗り気になりました。

※日揮グループの国内事業会社「日揮株式会社」のグループ内通称。以下ジャパン。

――特例子会社であったり、障害のある方への関心があったのでしょうか?それとも成川さんのビジョンに衝撃を受けたのでしょうか?

亀田:私はアーユルヴェーダというものを学んでいますが、そこでは「障害者」と「健常者」という枠組みを超えた視点で、人間が持つ良さを活かせる社会を目指す思いが強いんです。JPTはその思いを叶えられそうな会社で、そのような社会を広められる可能性を感じました。それが最も魅力に感じた部分です。

――お二人がJPTに参加することになった経緯について教えていただけますか?

長尾:成川さんから直接お誘いを頂いたのが大きかったですね。
私自身が社内DXに対し課題感も持っていたので、JPTという会社で日揮グループ全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に携わることができるのであれば、これ以上ないチャンスだと感じました。
正直、今の最高技術責任者というポジションに対して自分が見合っているとは思っていません。ですが、このチャンスを無駄にするのは惜しいと思いました。JPTへの参画によって、日揮のDXへ大きく貢献できるだろうという考えと、自分自身の成長の機会となると感じて、参画を決断しました。

亀田:参加した理由は会社目線と個人目線の2つがあります。
まず会社目線での話をしますと、私自身が去年の5月からDXに関わり、自分でデジタル系の開発をしなければならなくなったんです。それまではプラントや機械系のエンジニアリングに携わっており、デジタル開発の経験は全くありませんでした。
改善すべき点や新しいツールのアイディアはあったものの、それを実際にデジタル化しようとすると、コードが書けないというような障壁に直面しました。特に、当社にはそのようなスキルを持つ人が少ないため、そういった点でつまずくことが多かったのです。
そんな時、JPTとのコラボレーションを通じて、自分達ができないことを補完し、逆に私達の持つアイディアで彼らの可能性を広げられるのではないかと考えました。

次に、個人目線での理由ですが、人間という存在に興味があります。特に、障害者の中には素晴らしい可能性を秘めている人がたくさんいらっしゃると感じています。障害によるデメリットは逆に良い部分を見つけやすくする一面もあります。健常者の中には、自分の長所を見つけるのが難しい人もいますので。
デジタル化が進み、人間が行う作業が少なくなった時代に、自分自身の良さを見つけ出して活躍できるようにサポートする仕事をしたいと思っています。その観点から、JPTで話す機会を通じて、カウンセリングのようなスキルを伸ばしていくことができると考え、参画を決めました。

――亀田さん個人の理由に特に興味があります。その視点は昔から持っていたものですか?

亀田:人の良いところにフォーカスするという視点は、アーユルヴェーダを始めてから持つようになりました。もう5年になりますが、その学びを経て、このような思考が育まれたというわけです。

長尾:アーユルヴェーダについてももっと知りたくなりますね(笑)

#参画して感じること

――1ヶ月経ってどう感じているか教えていただけますか?

長尾:やはりみなさんそれぞれに好きな技術領域があり、スキルを持っているなと。価値を生み出せる優秀な人材がいると感じています。だからこそ、彼らが自信を持ちながら成果につなげていくよう、そしてそれを会社の自信に繋げていきたいと思っています。

そしてもう一つ、意思決定のスピード感がとても早いです。会議が特定の形式に縛られていないのが、大きな要因だと感じています。
チャットで大方話が進行し、オンライン会議は必要最小限になっている。非同期なコミュニケーション方法を上手に使えていますね。

――なるほど、スピード感は大事だと感じますが、その中でチャットで即座にOKやダメという判断を下すことにより、間違った選択をすることはありますか?

長尾:それは、どうなんでしょうね。もし何かがダメだとわかったらすぐに次に移る、失敗したら次に挑戦する、そういう文化があると感じます。例えば、JPTに来る営業案件を社員に見えるようにするための試みなどがあります。案件が自動的にリストに反映され、みんながそれを見れるようにするというものです。それで何か問題が起きたらやめる、という感じで決めました。非常にスピード感を持って決定を下しています。

――亀田さんが1か月経って感じたことや学んだことについて教えてください。

亀田:まず、この1ヶ月間は本当に楽しかったです。エンジニアの方々との面談を通じて、自分が学ぶ機会がたくさんありました。
皆さんが日々の仕事内容や体調を日報に記録し、毎週の面談でその内容や問題点、また体調について報告するというシステムがあるのですが、その中で皆さんがしっかりと自己反省や内観を行い、対策を考えているところが素晴らしいと感じています。
例えば、「私は十分な睡眠がないとダメなので、今日はちょっと寝不足で頭が痛いので、今日の仕事はこれまでにしよう」とか、「マルチタスクは得意ではないので、一つのタスクに集中するようにしています」など、それぞれが自分自身を理解し、それに対処する方法を探っているところが素晴らしいです。
また、noteの記事にも書かれているように、心理的な安全性がしっかりと確保された会社で、ミーティングはとても楽しいものになっています。皆さんが作り出している雰囲気や人間性が素晴らしく、働いていて本当に楽しいです。その結果、自分ももっと貢献したいという気持ちが湧いてきます。ここの良い雰囲気を壊さないように、そしてさらに盛り上げていけるように、自分自身が何ができるかを考えていきたいと思っています。

――面談を行う際に、何か特に気をつけていることはありますか?

亀田:うーん、話すときに特に気をつけるポイントは…何か特別なことを気にしているわけではないですね。話し相手が多く話せるように質問をするようには心掛けていますが、あまりにも気にしすぎると逆に良くないと思っています。基本的には、まずはやってみて、その後で必要に応じて調整をしていく、という感じです。

長尾:私も特別何かを気にする事していないです。もちろん、各人の個性や特性を知ることは大切にしたいと考えています。一方で、仕事の視点から考えると、「どのようなエンジニアになりたいか」という話をするのが最初のステップだと思っています。それから段々と各人の個性や特性、または個人的な趣味などもお互いに話せたら良いな、と考えています。

#役員としてのビジョン

――では今後どのように進んでいきたいのか、夢や野望について教えていただけますか?

長尾:大きな視点として私が目指したいことは、お客様の範囲を広げることです。現在は横浜にある日揮4社※ が対象となっていますが、海外グループ会社や国内グループ会社などにも課題はあるはずです。そういったところに、我々のJPTのサービスを届けられたらいいと思っています。
そして最終的には日揮に限らず世の中の課題に対して成果を上げ利益を出す、ということが野望です。実際にそれができるかどうか、正直自分もまだ半信半疑です。スケジュールや人間関係の調整など、いろいろな課題が出てくると思います。しかし、それらをうまく克服する術を身につけ、適正な対価を得て仕事をする形になればいいと思っています。

※日揮ホールディングス株式会社、日揮グローバル株式会社、日揮株式会社、日揮コーポレートソリューションズ株式会社の4社

――長尾さんの個人的な夢や野望は何ですか?

長尾:個人的にはJPTで学びたいことがたくさんあります。私自身も、"一緒に成長するCTO"として行動していきたいと思っています。みなさんが学びたいと言っている技術的な分野も、私自身が一番学ぶつもりで臨んでいきたいです。また、人と働く、人に仕事を任せるという経験を積むことで、ソフトスキルも身につけていきたいと思っています。

――亀田さんお願いします。

亀田:私が目指しているのは、JPTのエンジニアが皆、自分のやりたいことを達成できる環境を整えることです。現在勉強中の方やまだ自分でやりたいことができていない方もいますし、勉強が終わって実務に移行する時、皆さんが思い描く活動ができるように支援したいと思っています。
私がジャパンの担当として、社内で仕事を探し回り、皆さんが活躍できる環境を整えることが目標です。まだそういった活動は充分にできていないので、皆さんが活躍できるように、仕事を持ってこれるようにしたいと考えています。そして、皆さんが業務で困ってしまった時には、石をどけてあげるようなサポートができるようになりたいと思っています。

――亀田さんの個人的な野望は何ですか?

亀田:みんなが自分の良さを発揮できるような社会を形成することです。社会全体が向上することが野望であり、その第一歩としてJPTを見ています。

長尾:働きやすさという意味では、私も楽しい環境を作りたいと考えています。それは自分自身のためでもありますが、仕事と遊びが混ざるような環境を作りたいと思っています。たとえば、ChatGPTを開放したり、Azureサービスを試せる遊び場を作るといったこともその一つです。何かを学びながら仕事ができるといった環境を整えたいと考えています。

#従業員へのメッセージ

――最後にJPTの皆さんへメッセージはありますか?

長尾:入社時の上司から、「人と気持ちよく仕事をすること」が何より大切だと教わりました。技術的なスキルを学ぶことももちろん重要ですが、何より大切なのは、仕事を終えた後に「良かったね」と言い合える事です。この考えは私自身に大きな影響を与え、今の自分が形成された一因と思っています。
私もその精神を引き継ぎ、皆さんが「長尾と一緒に仕事ができて良かった」と思ってもらえるよう努力します!

亀田:皆さんがあるがままの姿で活躍できる環境を一緒に作っていきたいと思います。各人が自分らしさを活かし、本当の自分を出せば、社会は自然と調和すると私は考えています。そのような素晴らしい環境を一緒に作っていきましょう!

長尾:私も亀田さんと同じ気持ちです。あと、もう一つ思い出したのですが、360度評価のようなフラットな評価を皆さんから欲しいと思っています。自分の行動に問題があった場合、皆さんから率直に意見をいただければと思っています。このポジションについて以降、皆さんがどう思っているのか気になることがあるので、皆さん何か思うところがあれば、遠慮せずに話していただきたいと思います。

――ありがとうございました!またちょっと時間が経った際に第二回インタビューを行いたいですね。

長尾:ぜひお願いします!
亀田:それは素晴らしいですね! 本日はお時間をいただき、ありがとうございました!

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