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徒然なるままに振り返る~ロードバイク編②人間万事塞翁が馬~

さて、風邪も快方に向かっており少しだけ乗れるようになってきました。みなさまのおかげです。

ロードバイク編パート2はいきなり暗黒世界に入ります。

2022年、絶不調は突然に。
といってもロードバイクの不調でなく、職場の人間関係に嫌になってストレスで鬱っぽくなった。
春先20分324w(5.45倍)というベストを出したが、全然嬉しくなくて人と走るのも嫌になった。
なんで自転車乗ってるんやろ?って考えたり、人と会うのが嫌だったり、死がよぎったり(半分本気で笑)なにしても楽しくない感じ。
突然泣けてくることもあった。

今振り返ると、職場ストレスだけでなく睡眠不足、マイホームを建てることへのプレッシャー、環境の変化、子育て、色々なことが重なってたんだと思う。
周りの人がとてつもなく威圧的に感じたし、自分はとてもちっぽけだと思えたし、世の中不平等だと考えてたし、今振り返るとなんだったんだろ?って思えるけどホンマに家族には心配かけた。
細々と走ってはいたものの楽しくなく作業的な感じ。
自転車もたまに乗るが、こんなことしてる場合じゃないって思ってた。
焦りがいつも付きまとってたな。

そんなときに家族がホンマに支えになってくれた。ホンマに嫌になるほど負のオーラ出しても前向きに声かけてくれた。妻と息子に感謝だな。家族がいなかったらホンマにあかんかったかも。
あと、仲間の励ましがあった。ここでも中村PTは「そんなのらしくないですよ!」ってサウナ連れてってくれたり、スーパーDr.は冷静にマインドフルネス教えてくれたり、ハルさんは自転車誘ってくれたり、高校野球部時代のキャップにはランで人生相談に乗ってもらったり、、、
ホンマに周りには感謝しかない。
あかん、泣けてくるぜ。

そんな状態が一年半くらい続く。
途中2023年に美山ロードに初参戦。
よくぞまああの状態で出たなって思うわ。
結果は14着で下りは怖さしかなかったな。
でも、そんなに踏んでなくても14着かよって心の中では思ってた。

まだ暗黒時代は続くのだが、暗黒期の終焉に向けたターニングポイントが二つ。第二子出産と妻の一言だった。
2023年に第二子が産まれた。
今では笑い話になるのだが、産まれた瞬間、私は長男と爆睡。朝4時、我が家の寝室で寝ていた私を起こしに来たのは妻の母。
「産まれたで!」
「えっ?」
何がなんだか分からない。
スマホをリビングにおいていたため着信に気付かず、寝過ごしていたのだった。こりゃやってしまった。メンタル崩壊中の私はこの世の終わりだと悟った。
「とにかく起きて、救急センターに行って。」
何がなんだか分からなかったが、産まれた子は呼吸がうまくできず救急搬送されるとのこと。「おい、父親が何やってんだ、このポンコツ。」という声が聞こえた。


結局次男は1ヶ月間NICUで入院することとなるのだが、今は絶賛ムチムチで元気にしている。

これを早く書いておかないと、お忙しい読者の方々が途中でこんなブログもう読めるかってなった際に、どうなったんだ?とモヤモヤした気持ちで読み終えることとなると思ったから。(誰も読んでくれてないと思うが。いいんです備忘録なので笑)
 
話を戻そう。なんと次男の担当が以前スーパーDr.と一緒に走ったことのある今井先生だったのだ。次男が繋いでくれた縁。これも自転車に戻るきっかけとなった。
それに、次男が必死に生きようと奮闘する姿を見て、自分はなんで沈んでんだ?人生無駄にする気か?と思い、立ち直るきっかけとなった。

長男も次男はよく笑う。そういや、マラソン、トレラン時代もよく笑ってたな。笑ってりゃなんとかなる。と思えた。人間万事塞翁が馬、山中伸弥教授の座右の銘らしいが、この時から自分もこれが座右の銘になってる。どんなときも笑って前向きにいれば必ずいいときは来る。

もう一つは妻の一言。
「何もかも忘れて思いっきり自転車乗ってきたら?」
いや、乗っても楽しくないから。と心の中で思いつつ2023年秋あたりからボチボチ乗り始めた。はじめは変化なかったが、乗ってる間は全て忘れようと思えた。妻は言いたいことはエベレストほどあるだろうが、応援してくれている。なんやかんや、美山ロードも来てくれるし、マラソン時代もサポートしてくれていた。食事とかシビアな注文にも応えてくれるし、「たんぱく質少ない?」とか栄養面もよく分かっている。落車したら自転車は降りなさいと言われているので安全第一は私の座右の銘の次点だ。
おしとやかに見えて豪快なところもある。そんな妻の後押しが復活のターニングポイント2だったと思う。

周りの前述の山本こーじさんが引っ越し先のご近所さんでめっちゃ応援してくれていることも大きいな。自転車の情報量、キャッチスピード早すぎで、勝手に山本ゴリサイクル2号店って思ってる。美山でもデュラホイール貸してくれて、今後もお世話になります。

そんなこんなで2024年はmarken復帰、美山ロードC1参戦、乗鞍参戦、なんとあのマツケン社長、イケゴリさん率いるVC VELOCEに加入する運びとなった。
急上昇の今だが今だからこそ、どん底があったことを忘れてはいけない。
人間万事塞翁が馬。
自分に出きることを精一杯やって支えてくれる人たちに恩返しをしたい。

糸井パワー父から譲り受けたSL7



現状
FTP 295w(5倍)  
20分308w 
5分373w
1分600w(おそらく)
5秒1177w

20分と5分は鍛えがいがある。20分5.5倍5分6.7倍くらいまでもっていきたいな。

今年は出られないけど、来年はニセコ、おきなわ。
当面の目標は乗鞍62分、綾川ロードでE2昇格(展開はまれば優勝)




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