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日本初!日替わり弁当検索サイト「ヒトハコ」が誕生するまでに密着しました

2010年に創業した日本フードデリバリー株式会社。「働く人の食生活を豊かに!」というコンセプトのもと、お客様の要望や期待を追求しながら今よりも優れた「顧客体験」を創造していくことをモットーにしています。

そんな日本フードデリバリーから、会社・オフィスに配達可能な日替わり弁当店を簡単にさがせる検索サービス「ヒトハコ」が2022年の夏に誕生しました。

そこで今回の記事では、ヒトハコが誕生した経緯や、新しいサービスができるまでの秘話に迫りました。

会社・オフィスに配達可能な日替わり弁当店を簡単にさがせる検索サービス「ヒトハコ」とは?

▼ヒトハコホームページ

ヒトハコは、少ない食数からでも、栄養バランスがバッチリ整った日替わり弁当店を探せるサイトです。

✔️オフィスや工場など職場に毎日お弁当を届けてほしい
✔️ランチ難民の課題を抱えている
✔️従業員にバランスの良い食事を提供したい

このようなお客様のニーズに応えていく事をコンセプトに誕生しました。


特に最近では、リモートワークが普及し、出社人数が減ったので、今までお弁当を頼んでいた所より「少ない食数だとお届けができない」と断られた企業も出てきており、少数からでも配達ができるお弁当のニーズは増えてきているのです。

ヒトハコが生まれた経緯は、働く人の食体験を豊かにしたかったから

日本フードデリバリーでは、ロケ、会議、お花見、謝恩会、クリスマスなどスポットでお届けするお弁当を探せるサイト「くるめし弁当」を運営しています。

くるめし弁当を12年運営する中で、「オフィスに日替わりでお弁当を届けて欲しい」「工事現場にお弁当を毎日届けて欲しい」そのようなお客様からの声をいただく事が増えてきました。

くるめし弁当はサービスの特性上、1日前や2日前に予約をするサービスです。
そのため、雨天で中止になる工事現場や、当日の人数が変更になるオフィスランチのシーンで、お客様の人数変更のリクエストに柔軟に対応できないことが課題でした。

そこで、フレキシブルにお弁当配達ができるお弁当屋さんをまとめたサイトを作ることで、日替わり弁当を探しているお客様の手間を省け、「働く方の食生活が豊かになるのでは」という思いから、ヒトハコの構想が出来上がったのです。

「インターネットが受け入れられない…」アナログなお弁当業界に立ちはだかった大きな葛藤と苦悩……..。

ヒトハコのサービスを作るに当たり、最初に行ったのが掲載してくれる仕出し弁当屋さんへのアプローチ。

大手仕出し業界で働いていた営業がテレアポやDMの送付を行い最大81店舗の弁当店に掲載していただきました。

「81店舗掲載!すごいですね」と思うかも知れませんが、その裏側には、ある大きな壁があったのです。

その大きな壁とは、仕出し弁当屋さんにインターネットが受け入れられない事実………..。



お弁当業界はまだまだアナログ色が強く、電話やFAXが主流となっています。そのため自社のホームページを持っていない仕出し弁当屋さんが多数です。

そのため、100件電話をかけてAPOが取れるのが5件など、営業担当は頭を抱えたそうです。

そんな苦労もありましたが、同じ業界にいた営業担当ならではの、お弁当屋さんに共感する話や、業界のあるあるトークを行うことで、電話口のお弁当やさんも心を開いてくれ、協力していただけるようになっていきました。

「すごく助かっています」ヒトハコのおかげで明るい未来が見えてきました…..!

ヒトハコに掲載した、おばあちゃんが経営している街の小さなお弁当屋さんからは、「コロナ前は1日にお弁当を250食作っていましたが、コロナで売上が半減……。一時はどうしようか悩んでいましたがヒトハコのおかげで安定した注文が入るようになってコロナ前の注文数に近づいてきました!」などありがたいお言葉をいただくようになりました。


従業員みんなでアイデアを出して生まれた「ヒトハコ」というサービス名

「ヒトハコ」という名称は、従業員みんなでアイデアを出して生まれました。代表の石川より公募した所、なんと応募者44名、110案が集まりました。

そこから、「一目で印象に残ったもの」をピックアップし、商標が既に登録されていたり、検索で同一もしくは類似(呼び名含む)ものを除き絞っていきます。


ヒトハコのサービスを使ってもらいたい方は主に次の2つ。

①オフィスや事業所にお弁当を手配する人
②販売機会を増やしたいお弁当店

この2の軸をコンセプトにお客様の目線に立ってサービス名を吟味しました。

①オフィスや事業所にお弁当を手配する人
仕事の一環でお弁当手配をしなければいけないので信頼できるサービスを求めています。ということは、サービス名に安心感を持てたり、信頼できるサービスであることを印象付けられるものが好ましくなります。また言いやすかったり、口にして恥ずかしくない名前が求められます。

②販売機会を増やしたい弁当店
弁当店は、お取引をするビジネスパートナーになるので、サービス内容を連想しやすいこと。慣れ親しみやすい名称や、お客様に作り手である弁当店の想いが伝わることが重要になってきます。

その上で、

・作り手の想いを感じられる
・弁当をイメージできる
・言いやすい、覚えやすい
・言うのが恥ずかしくない
・おしゃれ、好感が持てる


これらをクリアする基準で生まれたサービス名が「ヒトハコ」になります。


ヒトハコを考案したのは、デザイナーの社員。

後日、選ばれた方には美味しいお弁当が贈呈されたそうです。


テクノロジーの力で、仕出し弁当をもっと身近にお客様に届けたい

営業担当が苦労したように、仕出し弁当業界はまだまだアナログな世界です。そのため、手作りで美味しい健康的なお弁当を作っていても知られていないことが多々あります。

それゆえに、仕出し弁当を探しているお客様も届けてくれるお弁当屋さんが見つからず、カップ麺やコンビニ弁当に頼らざるを得ない状態になっているのが現状。

そこで、届けて欲しいエリアの郵便番号を入れるだけで、日替わり弁当を届けられるお店が見つかるサイトのヒトハコが、働く人のランチを豊かにするきっかけになる世界を目指しています。

もっと便利に!ヒトハコの更なるアップデートを目指して!

ヒトハコの次なる施策として、個人個人がスマホでお弁当をオーダーできるシステムを作っています。

今は、会社や工事現場で「今日お弁当食べる人〜」と集計を取って担当の方がまとめて注文する仕組みとなっています。

その一方で、「取りまとめが大変。集金が大変」というお客様のお声も上がってきているので、ネットショッピングのように従業員一人ひとりのスマートフォンからお弁当を頼めるような機能の実装に向けて動いています。

仕出し弁当を通じて、働く方がリフレッシュできるほっこりタイムを実現

大切なお昼休みの時間。少しでもお昼休みを有効に使いたいですよね。そんな時に便利なのが仕出し弁当。

栄養バランス抜群のお弁当がオフィスまで届くので、外に食事を買いに行く手間も省くことができます。


一人暮らしの方に取って嬉しい焼き魚や煮物などほっこりする食材も入っている日もあるので、食べるだけでほっこりな気持ちになれることも!

ヒトハコはITの力で、日替わり弁当を探しているお客様と仕出し弁当屋さんをつなげる橋渡しのような存在を目指していきます。更なるアップデートにご期待ください。

最後までお読みくださりありがとうございました。


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