ビットコインオプション取引のやり方(2):権利行使
仮想通貨オプション取引のやり方:権利行使
今回は仮想通貨オプションの取引する方法のもう一つ「権利行使」を解説しております。相変わらずビットコインオプションの権利行使を例を挙げて紹介いたします。
ビットコインオプションの権利行使
ビットコインオプションの取引する方法は一般的に3つがあります。短期売買、権利行使、空売り3つのやり方です。
ビットコインオプションの権利行使をご紹介したいと思います。イーサリアムオプションとビットコインキャッシュのやり方は一緒です。
ビットコインコールオプションとビットコインプットオプションの権利行使のやり方はそれぞれです。「BTC1212CALL」と「BTC1212PUT」を例にとします。
ビットコインコールオプションの権利行使
一つは仮想通貨ビットコインコールオプションのやり方を紹介いたします。ビットコインが上昇すると予想する場合は、コールオプションを買います。たとえば、0.0212 USDTで1000枚の「BTC1212CALL」を買います。権利行使価格は3849.7730 USDTで、満期までの原資産価格は3950 USDTと予想します。権利行使価格より原資産価格が高いので、そのビットコインオプションは権利を行使することができます。その場合は利益の計算式が以下です。
--1枚のオプションの収入は下記となります。
(3950-3849.7730)/500=0.200454 USDT
--1000枚オプションの収入は下記となります。
0.200454*1000=200.454 USDT
--1000枚のオプションのコストは下記となります。
0.0212*1000=21.2 USDT
--1000枚のオプションの利益は下記となります。
200.454-21.2=179.254 USDT
その場合は権利を行使できる場合、利益は179.254 USDTです。もし権利を行使できない場合は、利益は-21.2 USDTです(全ての損失はオプションを購入した料金です)。
ビットコインプットオプションの権利行使
もう一つはビットコインプットオプションです。ビットコインが下落すると予想する場合は、プットオプションを買います。たとえば、0.7299 USDTで1000枚の「BTC1212PUT」を買います。権利行使価格は3849.7730 USDTで、満期までの原資産価格は3490 USDTと予想します。権利行使価格より原資産価格が低いので、そのビットコインオプションは権利を行使することができます。その場合は利益の計算式が以下です。
--1枚のオプションの収入は上記となります。
(3849.7730-3490)/500=0.719546 USDT
500枚のプットオプションは1BTCの売る権利があります。
--1000枚オプションの収入は下記となります。
0.719546*1000=719.546 USDT
--1000枚のオプションのコストは下記となります。
0.7299*1000=729.9 USDT
--1000枚のオプションの利益は下記となります。
719.546-729.9=-10.354 USDT
その場合は権利を行使できる場合でも、利益は-10.354 USDTです(あるいは損になる)。もし権利を行使できない場合は、利益は-729.9 USDTです(全ての損失はオプションを購入した料金です)。
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