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まんまと沼に嵌った話

「銀魂 」編

映画は何度も繰り返し見ていいということが分かってからというもの。
気に入った映画はリピートしている。
今だと「鬼滅の刃」は、リピートしている人が多いと思うが、私は「銀魂」だったりする。
その前は「うた☆プリ」だったから、アニメとは言え、全くテイストの違うもので、たぶん他人には理解されないかもしれない。
まぁ、その前は「コナン」だったから、あながち分かってくれる人もいるかもしれないが・・・

銀魂自体はジャンプも単行本もテレビアニメも、何も目にしたことはない。
とっかかりは「実写版映画」だったりする。
一番邪道なところから入った感は自分でもある。
実写版も「高杉晋助」をカレが演じるからというミーハーぶりだった。
なのに、映画を観に行った。正直、ライブやコンサートに行くよりも恥ずかしかった。
何しろ、若い子が多かったからだ。
そんな中、一緒に観に行こうと言える友人はいない私は、一人で観に行った。
そして、ハマった。
とはいえ、単行本77巻、終わる終わる詐欺として、ジャンプから最終的にはweb版まで引き延ばされた経緯をしり、単行本を読むことをあきらめた。
そして、その後また波が来た。
それもカレが引き寄せた。
アマゾンプライムだ。
昨年11月、カレ等のライブ映像(限定版含む)が目玉となった。
迷うことなく、会員になり、出会った。
「銀魂」無料放送。

一晩徹夜するくらいのペースで見た。
繰り返し見た。
そして、ハマった。
最後の映画が1月公開だったための、無料放送だった。
それでもいいところまでの無料放送となり、その後、YouTubeで始まったものも見た。
そして、その間の分は、ブルーレイディスクを購入した。

自分でも、熱に浮かされているのではないかと思えるほど、嵌った。
今、まだ観に行こうと思っている。

同じように沼に落ちた人もいるかもしれない。
でも、こんなに昔からあるコンテンツに今更ながらハマる自分がいるなんて・・・
世にはいろいろなことが氾濫している中から、自分が「コレだ」とハマるものを見つけるのは難しい。
ただ、このご時世。
自分の気持ちが上がるものがなければ、くじけそうになる。
友達と遊びに行くことも出来ない。
自分ひとりであれば、無茶も出来るが、家族がいれば、高齢者がいれば、自分ひとりの行動が周りに与える影響が大きいことを実感する。
そんな考えも自分のテンションを下げることになってしまう中、「ハマる」相手がいることがこれほどまでに気持ちの切り替えになるのかと実感している。
私一人がハマっているので、家族に「銀魂」を観ようなどとは言わない。いう必要はないと思っている。
自分のモチベーションアップのためのものであり、家族のためのものではないと思っているからだ。
ただ、モチベーションを下げると、家族に影響してしまうので、自分のモチベーションをアップしておけばいいと思っている。
そのためのもの。

そんな中に「銀魂」が追加された。
あまり好きではなかった時代物。
正直、あの動乱期は好きではなかったこともあり、興味はなかったけれど、「銀魂」を観てから、少しだけ情報を入れた。
もちろん、歴史と「銀魂」を並べる気はない。でも、興味を持つということにおいての入り口はなんでもいい。
そして、「銀魂」と違う・・・なんてことも思わない。
そういうものだと思うし、むしろ「銀魂」の作者に敬意を払う。
よくぞ・・・と。

今まで、興味を持てば、関連資料を読むことも多かったが、昨年からのコロナ禍の中、そんな気持ちが低下していたこともあって、毎日を何とか生きているだけだった。
それでは自分もつぶれるし、家族もつぶれてしまう。
そんな焦燥感もあったけれど、そんな中で「銀魂」という大きなコンテンツに出会った。
大きいコンテンツだからこそ、良かったと今は思う。
すでに完成されたコンテンツであり、自分なりに選択できるから。

すべてを知る必要はないけれど、
知っておくといいこと。
知っておいた方が絶対にいいこと。
知らなくてもいいこと。

そんな風に自分で情報を取捨選択することが出来て、自分が知りたいと思う知的好奇心をざわつかせる。

外に出るとかではなく、自分がどんな風に過ごすとモチベーションを上げることが出来るかを、考えさせてくれたコンテンツ。


ありがとう!!!銀魂

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