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ジュエリー展示会・ミネショの万引き対策について

(ヘッダー画像出典:https://www.freetemplate.jp/attention/626.php )


1 ジュエリー催事での万引き被害

今年も何件か、百貨店催事やミネショ等での高額賞品の万引き被害の相談が私のもとにすでにありました。

犯人不明の事例では弁護士としては警察(被害届)やAGL(加盟鑑別団体への品触れ)の連絡を繋ぐくらいしかできないので、出店者側も高額品は扱い注意してください。

ミネラルショー等ではふだん店頭販売をしていない業者さんなども参加するため、それが良さではあるのですが、気軽に手にとりやすくしすぎて被害がでても悲しいので、ぜひ出店する前に万引き対策についておさえておきましょう。


2 万引き対策の基本指針について

たとえばこちらの、神奈川県警『万引き対策ガイドライン』

がとても参考になります。以下ではこのガイドラインに沿って、ジュエリー催事やミネラルショー等での万引き対策について検討します。

3 ハード面の対策

① 高額品は鍵付きショーケースに入れ、要望があれば接客しながら出す、1回ずつしまったら次のを出す

気軽に手に取りやすいこととジレンマではあるし、ショーケースにいれていても国際宝飾店での窃盗団のような巧みな手口では万全とはいえないとは思いますが、まずは高額品はショーケースにいれることも検討しましょう。

② 商品に防犯タグや、チェーンやヘッダーを工夫する

電子タグなどの資金がないという場合も、こちらのように、大きなヘッダーをつけるだけでも万引き防止になります。


③ 防犯カメラの設置位置

GoProなどの小型ビデオを回しているブースもありますね。角度を確認して顔が写るようにしましょう。いざというときに顔がわからないとなると証拠として不十分になってしまいます。

④警告ポスター、ステッカー

店舗内外の目につきやすい場所に啓発用のポスターやチラシ等を掲示し、店舗側の万引き防止に対する姿勢をアピールすることも重要です。

逆に「ボロボロの古いやつ張りっぱなしとかだと意識低いと思われ逆効果」という意見も聞くので、定期的に新しく貼りましょう。

ネットショップでもいろんなポスターやステッカーが販売されていますし、上の神奈川県警のガイドラインでも、pdf印刷できる素材がありますよ。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E4%B8%87%E5%BC%95%E3%81%8D+%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/


4 ソフト面の対策

① 声かけ&かごを渡す

「何かお探しでしょうか。何かございましたら、遠慮なくおっしゃってください。」

「お手数ですが、当店では専用カゴをご利用ください。」

②商品の陳列方法を整理する

雑だと万引きしやすい印象を与えるそうです。整理してあまり物を置きすぎないようにしましょう。

③店員の立ち位置

常に商品とお客様が視界に入るような立ち位置をとりましょう。特に、混雑時の時間に離している人のほうばかりをむいて死角ができるとそちらで万引きがおきやすいようです。


5 まとめ

神奈川県警のガイドラインでは、付録にポケット持ち運び用のまとめがあるので、よければ印刷してレジ裏などに貼っておきましょう!

万引き対策

せっかくのイベントが、大切な商品を失って赤字を生んでしまったり、警察署への届け出などで余計な時間をとられたりしたらもったいないです。

きちんと対策をして、出展者のみなさんもイベントを楽しんでください!



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人形町のジュエリー弁護士⚖️ ジュエリーコーディネーター(JJA-JC2/GIA-AJP)💍 ウオッチコーディネーター(CWC) パールエキスパート(SA) 法律サービスの面から宝飾文化の発展に貢献する💎 https://jewelryandlaw.com