お年玉で買ったマンUのユニより、大事なもの
マンチェスター・ユナイテッド所属の現役選手にインタビューしました
中2の冬、お年玉で
マンチェスター・ユナイテッドの
長袖ユニホームを買った。
カントナ『7』のシャツは、自分にとって
海外サッカーの道に入る、最初の思い出になった。
その後もベッカムを見たいと思って、
ユーロ2000に現地に見に行って、
それがサッカーライターを始める
きっかけになったり。
結局スペインに住んだけど、
マンチェスター・ユナイテッドは自分にとって、
ルーツを作ってくれたクラブのひとつである。
あれから30年ぐらい経った今年。
マンチェスター・ユナイテッド所属の現役選手に、
インタビューする機会が回ってきたのである。
宮澤ひなたさん。なでしこジャパンの選手。
心を込めて、インタビューに
答えてもらえたので、こっちも命を削って、
いい原稿にしたいと思った。
だから、原稿アップが遅くなりました。
ごめんなさい。
色々な選手とか芸能人にインタビューしてきたけど、
マンチェスター・ユナイテッド所属の選手に
インタビューするというのは、
個人的にはエモーショナルな瞬間だった。
これも『やると決めたらとことんやった』
結果なんだろうなと思う。
この記事の意図とは少し違うけど、
また違う形で、自分にとっては
誇りに思える仕事になった。
あれから30年
それでもって。
マンチェスター・ユナイテッドの選手、
というレッテルに左右されない気持ちも、
また別にあるのだ。
結局、嬉しかったのは「宮澤ひなた選手」
という人生の深さに触れられたこと。
そういう仕事を、
「守本さんにぜひ書いてもらいたいんです」と
お願いされて、書けたこと。
むしろ、本当のことを言うと、
そっちの方が、今の自分にとって価値は大きい。
どうやら長い年月をかけて、
自分の中にはマンチェスター・ユナイテッドの
ユニホームより価値あるものが、できたようだ。
所属や偏見、先入観、同情。
そういうものに関わらず、
「宮澤ひなた選手」自身を
原稿で表現できていたらいいな、と思っている。
たぶん、それが僕にとっての
「自分のやりたいことを貫く」ということ。
芋けんぴが好きなので、芋けんぴ代にさせていただきます。お仕事のご依頼もなんなりと。本当はWEB制作・企画、運用などが軸です。写真撮影、動画編集、サーバ管理、コーディングと、制作に必要なことはだいたいやれます