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関西インバウンド最前線 エアビー体験ホスト100人100体験 第1弾

これは宣伝。

『関西インバウンド最前線 エアビー体験ホスト100人100体験 第1弾』

去年からの計画で100人取材して記事にする予定が、1体験1体験にやはり重みがあるので全然筆が進まず、推敲を重ねてやっと出版。
まずはたったの3体験で第1段だけど、それでも2万字ある。いつになったら、終わるのやら。
だけどライフワークにしてもいいくらい楽しい作業なので、コロナで新たに取材ができないと嘆くのではなく、「オンライン体験」もリストに加えて、進めていきたい。近いうちに英語版も出します。

我ながら結構面白い本になったと思う。少しエアビー讃歌のような面が出てしまっているけど、実際エアビー体験は画期的だし、今のオンライン体験は大きな革新だ。

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【はじめに】

Airbnb Experience(エアビー体験)は、大阪では2017年3月にサービスを開始しました。それはまさに革命的で、新たな「体験市場」を創り出しました。私自身が、エアビー体験を提供し始めたのは、2017年の12月です。そのとき体験数は40前後しかありませんでしたが、今(2020年3月)や関西で1500以上の体験があり、まだまだ発展途上です。

私は現在14のエアビー体験を提供していて、これまで3000人以上のゲストを案内してきました。その中で、日々エアビー体験の魅力を痛感しています。

また、「Kansai Experience」というエアビー体験ホストによる任意団体で、相互研修(体験スワップ)を何度か行いました。
他の体験ホストのエアビー体験に参加すると、ただ勉強になるだけでなく、体験ホストの情熱や、体験ホストがなぜその体験を創り上げたのか、その体験で何を伝えたいのか、などの物語が垣間見え、毎回感動させられました。回を重ねるごとに、エアビー体験とは、体験ホストの想いが具現化された、あるいは体験ホスト自身の魅力が凝縮された、「何か分身のようなもの」と感じるようになり、エアビー体験のもつ物語性に強く惹き込まれるようになりました。

私は大学卒業後の8年強、ずっと旅行会社にいた人間です。ツアーとは得てして、旅行会社が作るものでした。ですが、エアビー体験は現場のプレイヤーであるガイド(体験ホスト)が作り上げ、最小単位で実施します。しかも、プロのガイドでなくとも、誰しもがガイドとなり、自分自身のツアーを作り、「民間親善大使」となることができます。そしてそれぞれのツアーには語るべき等身大の物語がつまっています。これは本当に画期的なことで、観光を基幹産業として掲げるこれからの日本にとって重要な、そして表面化してきた観光公害の問題解決の鍵となり得る、とても大切な「新しい風」の最前線だと強く感じます。この本は、そんなエアビー体験の魅力の核心である、体験と体験ホストの物語に焦点を当てて、エアビー体験の魅力と可能性を世に問い、エアビー体験の知名度と地位の向上を目的とした、現役エアビー体験ホストによる取り組みです。


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