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「ツアー・体験」の体験レポート

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仕事からたくさんのツアーや体験に参加します。ツアー事業者目線で様々なツその魅力を発信します。日本にはユニークなコンテンツがたくさんあります。
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2020年6月の記事一覧

関西エアビー体験 取材その1 「パスポートが不要な西成共和国」

体験名:Emotional Off the beaten path in Osaka (パスポートが不要な西成共和国) 体験ホスト:Takaさん(50代男性 会社員) 体験開始時期:2018年1月 これまで参加したゲスト数:50人強 体験内容: 大阪の中でもとりわけディープな西成・新世界界隈の飲み屋を数件ハシゴする食べ歩きツアー。このエリアに詳しい体験ホストの絶妙なナビゲートで、大阪の食と文化、さらには地元民との予測不能な交流を堪能し尽くす、多くのゲストに大絶賛の究極の大阪体

関西エアビー 体験 取材その2 「ガイドブックには載っていない神戸 塩屋」

体験名:Kobe, Shioya, a quaint fishing town (ガイドブックには載っていない神戸 塩屋) 体験ホスト:Sumileさん(女性 元添乗員) 所属:face to face 体験開始時期:2018年1月 これまで参加したゲスト数:約170人 体験内容:古き良きコミュニティの残る港町の塩屋にて、地元ガイドが生活者の視点から町を案内。港、海苔の工場、商店街のお店(魚屋、八百屋、揚げ物屋など)、神社、洋館を巡る唯一無二の生活文化体験ツアー。まさに地元

関西エアビー体験 取材その3  大阪堺で和包丁研ぎ体験

体験名:Sharpen Japanese Knives in Osaka(大阪堺で和包丁研ぎ体験) 体験ホスト:Yujiさん(30代男性 インバウンドツアーガイド) 所属:株式会社ジェイノベーションズ 体験開始時期:2018年12月 これまで参加したゲスト数:約300人 体験内容:和包丁の発祥の地であり、プロの料理人用包丁のシェア90%以上を誇る大阪堺で、プロから学ぶ包丁研ぎ体験。堺刃物ミュージアムでは、包丁の種類と用途、製法と歴史を学ぶ。その後、老舗和包丁屋に行き職人の手

京都で舞踏を観た衝撃 2020年2月27日

始まってすぐに、「この演目をうまく表現する言葉を自分は持たない」と感じさせられた。 まず何より、舞台装置が秀逸だ。 京都の中京区の静かな路地。 門をくぐり、料亭のような長い石段の庭を歩くと、白い土壁の蔵がひっそりと佇んでいる。 靴を脱いで、蔵の中に入り、座布団に座る。 そこは蔵を改造した舞台で、畳10条程の広さの中、観客はたったの8人のみ。 舞台と観客席の境もないのだ。 中の空気はひんやりとしていて、ぽっかりと静けさの中に放り込まれたよう。 扉が閉まると、文字通り静