ツインレイと出会う前(新卒時代編)

私は大学院を教授の助けもあり無事卒業(本当は修了と呼ぶが)し、24歳にして晴れて社会人となった。いち早く社会に出た同級生より何年も遅れて社会の荒波に出たため、世間知らずであったことは間違いない。おまけに選民思想とまではいかないが、『自分は優秀な人間である』と当時は思い込んでいて、勘違い甚だしい人間であった。

実際は・・・

自分に合う合わないの相性で判断し、嫌いな人間、自分より強い人間、自分より長けている人間との接触を限りなく避けて生きてきただけである。

当然、そんな態度の悪い生意気な新人なんて良く思われるはずもなく、コイツを辞めさせてやろうだとか、イジメてやろうといった勢力からそれはそれは強度の強めな嫌がらせを毎日受けたのだ。私は集団性のいじめは過去に経験していたため、このような圧力には負けない自信があった反面、自分が発端になっているにも関わらず、また俺がターゲットなのか、何故俺なのか?という思考をしていた・・・。しかしながら、痛めつけても痛めつけても中々倒れない私に対する圧力はしだいに犯罪レベルにまでエスカレートしていくのである。過去に経験したことがないレベルの圧力をかけられ続けた私は、ついに精神的に追い込んでくる勢力に負け、私はこのままだと自殺してしまうだろう・・・という領域まで追い込まれたのである。私は新卒から2年も経たぬ間に会社を辞め、26歳〜29歳という人生で1番楽しいであろう時期を自宅に引きこもって過ごすことになる。3年後に社会復帰するまでは貯金を切りくずし生活する。当時社会問題になっていたニートのようなものだが、そうではないのだと引きこもりのくせに『プライド』だけは高かったのである。この頃の私は人間不信が頂点に達し、自律神経失調症の不調感に悩まされ、精神的にはうつ病状態であった。
ツインレイ男性はタロットカードの『ブリキ男(鎧をまとい、心がない人間を表現したもの)』だと言われているが、正にその通りだと思う。私はこういった過程を経て人間形成されたため、回避依存が激しく人との関わりを表面的なところで終わりとしていた。他人と深く関わらないようにブレーキをかけたり、ハンドルを反対方向に切り加速して逃げ去るようになった。

ちなみに私に後に起きる精神の崩壊や現実の崩壊を乗り越えることができたのも、このようなツライ過去の経験が活かされているからだと思っている。


次回こそは精神の崩壊など男性側に起きる事象について語っていきたい。



つづく。


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