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餃子にまつわるエトセトラ

餃子が小さい頃から好きだ。

昔、町のお肉屋さんが作っている餃子が大好きだった。そのお店が閉店すると知った時、町中の人が閉店を惜しみ、行列ができたほどだった。

大学生になると、北陸一有名であろう金沢にある餃子屋さんによく通った。時には夜中に友達と高速を飛ばして食べに行ったものだ。

私は餃子を食べるのも好きだが、作るのも好きだ。特に包む作業が好き。

以前母の勤めていた会社に、中国各地から日本に働きにきていた女性がたくさんいた。母はその中の若い何人かを家によく招待し、みんなでバーベキューをしたり食事会をしていたのだ。
ある日、母の仕事仲間や中国人の女の子3人、近所の人たちで餃子パーティーをすることになった。中国の子たちが本場の餃子を作ってくれるという。

彼女たちは手際よく餃子の皮を伸ばし、餡を作り、包んでいく。中国の餃子といえば水餃子らしく、私たちは今まで食べたことのないモチモチとした水餃子を堪能したのである。

その時に彼女たちから中国の餃子の包み方を教わった。日本のやり方とはちょっと違い、肉汁が溢れ出ないようにしっかり包み込む。形も美しく仕上がるので、私の包み方はすっかり中国仕込みになった。

最近は自分で餃子を作ることは滅多にないが、生餃子を買ってきて自分で焼いたりする。

最寄駅に私の好きな餃子屋さんがあり、その一つが餃子の王将、そしてもう一つが中国の方が作っている餃子屋さんだ。先日久しぶりに餃子の王将に行ったのだが、やっぱり美味い。「餃子の王将、最高かよ…。」と唸った。

そんな餃子好きの私は、先日餃子の聖地の一角である宇都宮に、餃子だけを食べに行った。

ウェルカム餃子。

宇都宮餃子は想像以上に小ぶりで食べやすい。肉汁がしっかり閉じ込められており、噛むとジュワーっと中から溢れ出てくる。私が餃子しか頼まないから、店員さんは少し戸惑っていた。5分で完食。

宇都宮に来たら名店「みんみん」に行かないわけにはいかない。
というわけで、ちょっと休憩をしてみんみんへ。

水餃子とビールを注文。

水餃子もとっても食べやすい大きさ。そしてモチモチ感!餃子にはやっぱりご飯とビールだ!箸が止まらない。
(ちなみに中国人は餃子とご飯を一緒に食べないらしい。なぜなら餃子が主食だから。日本人がご飯と一緒に食べるのを見て不思議がっている姿をテレビで見たことがある。)

私は餃子のタレには酢が多めが好みだ。辛いのが苦手なのでラー油は入れない。これも人によってこだわりがあるだろう。

翌日ランチにもう一度餃子を食べに行った。

芭莉龍にて。変わり種水餃子が美味しい。具材が大きくて皮がふんわり。店内もオシャレ


あちこちに餃子屋さんがあって、宇都宮は餃子の聖地にふさわしい街だった。

そして餃子の話だけで1000字も書けるなんて!餃子は食いしん坊を虜にする食べ物だ。時間があれば今度は自分で作ってみようと思う🥟。


次回は8月のまとめです。
どうぞお楽しみに♪

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