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ACT:SWEET MIRAGE in 京セラドーム 失われた夏を私たちは取り戻していく

7月1日、2日の両日、京セラドーム大阪で、我らがTXTのワールドツアーの日本公演『ACT:SWEET MIRAGE IN JAPAN』の追加公演が開催されました。

TXT初の日本でのドーム公演。
そんな記念すべきステージに、私は運良く2日目のチケットに当選したので、大阪に行って参りました。
若輩者ながら2年半MOAとして見続けてきたTXTと今回のライブの感想を書きたいと思います。ファンの方々におかれましては、超個人的な感想文なので優しい気持ちで読んでくださると幸いです。

圧倒的なステージ掌握力とと歌唱力

今回のドーム公演を一言で表すならば、『圧倒的』でしたね。

すごかった。

4月の日本ツアーの時と流れてくる映像やセットリストはほぼ同じなのに、ドームでは「いや、この人たちやべーな。」と何度も思いました。

まず私が今回どの辺にいたかといいますと、

写真は@TXT_bighit_jpより

前回は最前線にいたためメンバー達ばかりをみていたのですが、今回の席はメンバー達を肉眼で確認しつつ、後ろの巨大スクリーンに映る映像を堪能。バーン!と出てくる紙吹雪も飛んできて、炎の熱さも感じられる、そんな席でした。
ドームだからこそできる演出というのがあるんだなぁというのが、引きで見ていて感じたことです。(トロッコとか花火とか炎とか)

まず思ったのが、「あれ?TXTってこんなに歌うまかったっけ?」ってこと。
もちろん昔からうまかったけど、その歌唱力に私は圧倒されました。特にそれを感じたのが、日本オリジナルのバラード曲です。

メンバー5人ともなのですが、声量、声質、感情表現の豊かさがさらにパワーアップしていたと思います。それぐらい胸にグッとくるものがありました。

そして圧倒的なステージ掌握力とでもいいましょうか?
ヒット曲が多いというのももちろんありますが、最近ファンになった人も、すごく遠くの席の人も一瞬にしてTXTの世界に連れていってしまう不思議な力があると感じました。前半のファンタジーから中盤のカオスチャプターに移っていくあたりが私的に鳥肌が立つほど良かった。特に0X1=LOVESONG (I Know I Love You)からLO$ER=LO♡ERへと続いていく流れで完全にやられてしまって、一緒に歌えないくらい泣いてました。

そして気がついたら泣きながらヘッドバンキングして一人で飛び跳ねて踊ってました(←結構やばい人、そしてアイドルのコンサートにあんまりいない人)。
しかも随所に年末授賞式の特別ステージやweverse conのスペシャルダンスを入れ込んでくる演出もファンにはたまりませんでした!

今回のライブでは『Force』という日本オリジナル曲も披露。たぶん2021年以来の披露だったんじゃないかと思うのです。(間違っていたらごめんなさい。)

2年前のTHE FIRST TAKEでこの歌が発表された時は、「あの子達は誰?!」と騒然としたことを思い出します。この曲からファンになった人もきっとたくさんいるのではないでしょうか?
ミセスの大森さんが手がけた超難曲であることでも知られていますが、良い意味でKPOPさがなく、日本人が好きな曲調です。この歌が始まった時は歓声が一段と盛り上がったように感じました。

彼らは前回の日本ツアーからアメリカツアーを経て、この数ヶ月でギアをもう1段階あげてきたなというのが私の印象です。
そう言えるくらいすごいアーティストになった5人がそこにいました。

アイドルの部分もちゃんと大切にしている

すごいアーティストになったなあ!という感動と共に、親しみやすくアイドルとしてのキラキラや可愛さも失っていないのが彼らのすごいところ。
特に真ん中っ子ボムギュの役割が効いていたと思うのです。彼はものすごい美しい顔をしているのですが、自分もそれをちゃんとわかっているし、自分がどう発言したら面白くなるかを知っている。いたずらっ子のお茶目な部分も彼の魅力の一つです。
アーティストに振り切ることなく、アイドル味を残してファンの期待にちゃんと応えてくれること、これもまた彼らの魅力なのかなと思います。

失われた夏を取り戻していく、MOAと一緒に

スビン:
昨日の感想でも言ったんですけれども、僕はデビューの前からドーム公演に対するロマンが大きかったです。とても遠い未来のように思えていましたし、とても大きな夢のように思えて、口には出さなかったんですけれども、早い時期にMOAの皆さんでいっぱいのこのドームに来ることができて本当に嬉しいです。

メンバーのラストコメント全文より

アンコールで再びステージに登場したメンバーからの言葉には、それぞれドームに立つことへの夢やファンへの感謝が込められていました。

特にスビンの言葉が印象的です。
「早い時期にドームに来られて…」と彼はとても謙虚に言っていましたが、私はもっと早くドームに立たせてあげたかったなと思いました。

彼らのアルバムで私が名盤中の名盤と思っているminisode1: Blue Hourに、We Lost The Summerという曲があります。

We Lost The SunmerのMV一場面。マスクをしている姿がとても印象的。


デビュー一年を待たずしてコロナ禍に突入した彼らは、ファンに直接会って声援を聞きながら活動することが難しい状況にありました。
若者特有のエネルギーや若さ、青春という言葉を最も表現できる夏を失ってしまったTXT。しかしその間もファンとの交流を大切にし、また楽曲面でも自分たちの言葉を率直に紡いできたと思います。

そういうふうにして築いてきたTXTとファンとの関係は、この2〜3年でとでも強固なものとなったのではないでしょうか?

デビューから2、3年目の大切な時期を彼らは失ったのかもしれない。だけど実際はそうではなくて、遅れてやってきた夏を、ファンと一緒に取り戻しにいくような感覚が近いのかもしれません。
その「夏を取り戻しにいくぜ!」という気合いみたいなものを今回のドーム公演では強く感じました。

今後は7月7日にDo It Like Thatという英語曲の発表、8月には去年も出演したLollapaloozaでのヘッドライナーや、ディズニープラスで昨年のツアーのドキュメンタリーが放送される予定です。

BTSという偉大なる先輩や、後輩達の名前の後ろというポジションに置かれがちな彼ら。しかし音楽面でもパフォーマンス面でもアイドルとしてもすごいんだよ!というのを私は胸を張って言いたいです。

機会があったらぜひTXTの音楽を聴いてみてほしいし、ライブも見てほしいなと思います。
圧倒的にライブが似合うグループです!!


私の席からは、トロッコに乗った彼らがスタンド席に手を振る姿がすごく良く見えたんですよね。
もう客席が落っこちるんじゃないかと心配になるくらいの大歓声で、ペンライトを背景に立つ彼らの後ろ姿が誇らしくもあり、頼もしくもありました。

以上、ドーム公演の感想でした!思いつくまま書いてみました。

TXTではこのメンバーが特に好き!という概念が私には全くなく、TXTそのものが好きです。
これからもコンサートで一緒に歌って踊れる体力をつけようと心に誓った私です。

最後に。
TXTとMOAしか勝たーん!

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⭐️これまでのライブ参戦記事。

⭐️今回MagicとHappy fools踊りすぎちゃったのでこれも載せておきます。

⭐️ロラパルーザ

⭐️歌がすごい

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