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2021/08/18

夏期講習も後半戦。

講師仲間、生徒、色んな人に会って話すことができる。
とはいえさすがに日記に書くことがなくなってきた。
大学生の夏休みという余暇は人生でもトップクラスに長く、自分から何かしなければ、虚無がアッという間にカレンダーも心も塗りつぶす。
そうはいっても、さすがにそう毎日毎日心が動いているわけではないし、新しい発見をしているわけでもないし、考え事をしているわけでもない。
すごい速度で読書をしているわけでもない。
だいたい小説はじっくり味わうものだと個人的には思っているし。(そうはいってもたいてい2日~1週間で読破してしまうのだが。)
人付き合いは下手なので、遊びに行く友達も多くはない。
加えて雨。ずっと雨。(たまに止むけど。)
そもそも少ない外出が皆無に近くなっている。

そんなこんなで最近は「忙しいけれど虚無の日」という私があまり経験してこなかった日を過ごしている。


毎日何か成長を!一日一善!とか目標を掲げて頑張っている人はすごい。
尊敬している。
毎日毎日友人と遊びの予定を入れている人もすごい。
人気者なんだなと思う。(もちろん1人で遊ぶ予定のある人もすごい。)
けれど、私はその成長曲線は描けない。
その人気は手にできないし維持できない。
その手の呪いは、私にかかることはない。

私は「しばしば止まる」ことには積極的なほうじゃないかなと感じている。
もちろんやることはやらなきゃいけないと思う。
けれど「やりたくね~」「疲れた」と思うときは積極的にやめてしまう。
計画は「なんか違うな」「無理そうだな」「楽観的過ぎるな」と思ったらどんどん修正してしまう。
人間関係においてもそう。
「なんか一緒にいるの飽きたな」とか「なんか嫌なところ見え始めたな」と思ったら離れたくなってしまう。(身勝手極まりないが。)
とにかくやる気が内側から失われるのが早い。

要するに飽き性なんだろうな。

私のような飽き性の良くないところは時間的な虚無が生まれやすいということだと思う。
時間的な虚無が生まれると、そのうち心が死んでいく。
最悪の場合肉体も死んでしまう。
目移りしてしまうタイプの飽き性は虚無を埋めるものが頻繁に入れ替わるだけなので、これは起きにくいような気がする。
また、これは2つのタイプに共通して言えることだと思うけれど、人に迷惑をかけるような身勝手を働きやすいという事もあると思う。
私のようなタイプは離別、目移りタイプは乗り換えが頻繁に起きるということ。
これが恋愛にもなれば、私のようなタイプは愛情が冷めやすく、目移りタイプは浮気性という事になる。(私自身は結構一途な方だと言ってもらえた。異性とのかかわりがあまりないのもあるだろうけど。)
嫌な特性だなあ。
治さなきゃ。
治し方なんてわからないけど。

でも、利点も意外とあるかもしれない。
特に目移りタイプはそうだが、いろんなものを観ることができる。
普通の人よりも多様な経験を積みやすいんじゃないかな。
単純な意味で視野が広がるだろうなとも思う。
それくらいか。
意外と少ないかもしれない。

私は、趣味の面では、個人の範疇では大して困らない。
ハマったものは本当に深く深くハマる。
勧めてくれた人よりも詳しくなるなんてザラにある。
それ以外でも、飽き性が祟ったことは無いと思う。
人より自由を感じていることも多いんじゃないか。(その分不安にも襲われているのだろう。)
多分目移りタイプもこれは似たようなものなんじゃないかなと思う。
けれど、ここに他人が関わるとどうか。
仕事に頻繁に飽きてしまうと、組織から暇を出されて、生活が立ちいかなくなるかもしれない。
個人でやっていても、何をやっても続かないのは、あまりいいこととは考えられない。(何か一つが大当たりでもすれば別だけれど。)
友達関係、恋愛においては相手を自分の都合で振り回したり、傷付けたりしてしまう。

やっぱり、飽き性は考え物だな。
私は友人と話すことが何よりも好きなので、あまり人に迷惑をかけたくないし、溝を生んだり、嫌われたくない。
総合的に判断すると、私の飽き性はやはり問題だという事がわかった。
特に、人間関係の面において。
飽き性をすぐに治すのは難しいだろうから、飽きたなと感じてもやめてしまわないようにしよう。


書くことがなくてもnoteを開いて日記を書けば、自動的に日々の喧騒から離れて、ゆっくりと色んなものを見る時間ができる。
「しばしば止まる」時間を日常に強制的に作り出すことで、落ち着いて自分の心象を書きだすことができる。
そうやって今日も、自分の改善点をちゃんと言葉にして、行動の具体的な指針を示せた。

こうやって日記を書き始めるまでは、有り余っていた虚無の日に、少しでも何か別の色を塗ることができたらいいな。
noteにいるみなさんの色んな色も見てみたいな。
そう思っている次第です。

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