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祇園祭をふりかえる!2020【7月7日】

※写真と感想は2019年時のものです。

7月7日 の行事は
綾傘鉾稚児社参(あやがさほこ ちごしゃさん)
綾傘鉾では、毎年7月7日の七夕を良日として、稚児社参をおこなっています。また、この日初めて選ばれたお稚児さんが一般にお披露目されます。

綾傘鉾のお稚児さんは5、6才の幼稚園の年長さんや小学校1、2年生の6人。烏帽子に狩衣姿でピョコピョコしている。

綾傘鉾稚児社参は
結納の儀
社参の儀
宣状の儀
お千度の儀
と大変な行事です。

巡行で綾傘鉾を先導する稚児6人が、鉾町である善長寺町の役員とともに八坂神社に参拝します。
綾傘鉾は昭和54年に復興していて、後援会組織を発展させているので、鉾町の人だけでなく、多くの支援者が支えています⛱

7日、鉾町と縁組をする「結納の儀」のあと、
八坂神社へ社参。

宮司や巫女の清めを受けた後、保存会役員と共に本殿へと参内します。はじめに御祓いがおこなわれ、祝詞があげられます。

稚児の役目を授かる「宣状の儀」。八坂神社宮司から『宣状』を授与され、 八坂の神さまから「神の使い」として初めて祇園祭の稚児に任命されます。お稚児さんの元気な「ハイっ!」というお返事が聞こえます👂

宣状の儀を終えたお稚児さんは、父兄、役員と一緒に、祭りの無事を祈って本殿のまわりを三度回ります。 これを「お千度の儀」と言います。

まず本殿正面で、二礼二拍手一礼をおこないます。終わるとお稚児さんは傘の列に入り、 時計まわりで廻りで本殿後方へ。そこに着くと、再び二礼二拍手一礼をおこない、 また正面へと移動します。これを三回繰り返して終了となります。

本殿から出てきたお稚児さん達は人の多さや非日常のせいか、キョロキョロしてます。お辞儀も隣のコがしてるのをみて、遅れてぺこりとするコもいて、とてもほんわか☺️しています。

綾傘鉾の特徴は、傘鉾であること。
ご神体は、鉾頭に飾られた右足に金の卵をつかんだ金鶏像です🐓🥚

先頭には6人の綾傘鉾稚児。壬生六斎念仏保存会による赤熊(しゃぐま)を被った棒振り囃子が疫病退散の踊りを披露してくれます!

ご利益は、安産•縁結•厄除け•疫病除けです。

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