見出し画像

祇園祭をふりかえる!2020【7月10日】

写真や感想は2019年時のものを使用しています! 

7月10日は
「長刀鉾幣切(へいきり)」
 👆八坂神社の神職が長刀鉾町まで出張して、大幣をつくります。
「長刀鉾町拝戴の儀(はいたいのぎ)」
 👆三条小鍛冶宗近の長刀で悪疫を祓う!
「神用水清祓式(しんようすいきよはらえしき)」
 👆鴨川の水を汲んで、仲源寺に保管します。「前祭 各山鉾町清祓(きよはらえ)」
 👆祇園祭の無事を祈願します✨
「前祭 鉾建て(ほこたて)」🔷
 長刀鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾、夕方に菊水鉾「高橋町社参(たかはしちょうしゃさん)」
 👆斎竹(いみたけ)を建てる人たちの参拝
「お迎提灯(おむかえちょうちん)」🔷 
 
👆神輿を迎える提灯🏮行列
「神輿洗式(みこしあらいしき)」🔷
 👆神輿を清める神事

…。行事モリモリやし、そもそも早番やし、夜の行事しか見れへんやん!ってことで🔷マークのとこだけ見ました。

「前祭 鉾建て」
10日または11日から鉾を組み立てる鉾建てが行われます。蔵から出された部材は、町会所近くの道路上の所定の位置で、釘を使わずに組み上げていきます。 縄絡み(なわがらみ)という伝統技法で、雄蝶、雌蝶、鶴、亀などの縄の巻き方があります。 

縄絡みは、どの部分を固定するかも細かく決められており、外側から内側から交互に通すなど縄をかけていく順番も複雑です。間違うことは許されないので工事現場でも緊張感が漂い、2名ないし3名1組で確認しながら、時にはずれないように縄や木を木槌でたたきながら慎重に行っています。
編まれた縄の上からさらにバネのように絡めながら横方向に編むことで、ほどけないように固く結ばれ、衝撃を吸収するクッションのような作用をする工夫になっています。 

⬆︎10日の夕方の長刀鉾(組み立て中)

ということで、これから長刀鉾は3日くらいかけて組み立てられていきます。

「お迎提灯」🏮
神輿洗式の神輿を迎えるため、江戸時代中期から始まった行事。氏子の祇園萬灯会有志がお先太鼓の音とともに「おむかえ」と書いた提灯を立て、それぞれ趣向を凝らし市内を巡行します。

金獅子、銀獅子、馬長、児武者、馬上稚児、小町踊りの子ども、鷺踊、しゃぐま、萬灯踊、祇園太鼓と続きます。

勤務後に追いかけましたが、後ろの方しか見えませんでした〜!

「神輿洗式」
まず先払いとして、大松明が八坂神社⛩→四条大橋→八坂神社⛩を移動していきます。
そのあと、八坂神社⛩から 中御座(おみこし。ただし、まだ神は載っていない。今日は乗り物の神輿を清めるだけ)がやってきます。

⬆︎大松明(絶対、熱い🥵)

⬆︎鴨川(四条大橋)をめざします。

中御座が四条大橋までやってくると、午前中に鴨川で汲まれた神用水に含ませ、神輿を清めます。飛沫を浴びると厄除けになるそうですが…そこまで近づけませんでした💦

⬆︎清められる神輿(中御座)。さし回しもする。

この神輿洗の神事は、祭の前に鴨川上流より神を迎え、祭終了後、神送りをするという神のミアレの儀と考えられ、神輿以前の古い御霊会の形態を残すものではないかといわれているそうです。

ほんと、盛りだくさんな1日です😆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?