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ブニ

Buni

Antidesma bunius


コミカンソウ科 ヤマヒハツ属
バリ語 : boni
英語  : Chinese laurel
日本語 : ブニノキ

熱帯アジア、オーストラリア原産の常緑高木。高さ30mにもなる。黄緑色の若葉は料理して食べることができる。緑色の葉は10〜15cmほどの長さで光沢がる。
果実はクランベリーに似た味で、1cmくらいの小さな実が房になっていて、熟すと黒っぽい色になる。
中 性

利用部分
実   高血圧、貧血、血行促進、血液浄化、梅毒、動悸、セキ
    消化器系のトラブル
葉   切り傷

作用
解毒作用
発汗作用
結構促進作用
血液浄化作用

ブニの葉


中庭の日差しがあまりに強いので、何か木を植える事になった。白羽の矢が立ったのが、このブニノキ。土手にあった4m以上の木を掘り返し、庭に運び移植するのに丸一日かかった。木は弱ってしまい、葉はみんな落ちて、誰もが枯れると思った。でも木はもち直し、今ではたわわに実をつける。

ブニの実は薄い緑色から赤になり、熟すと黒くなる。熟した実は甘くておいしいが、完熟しないとすごく酸っぱいそうだ。バリの人たちは、ブニの実を砂糖やスパイスであえて、ルジャックにして食べる。ただし食べ過ぎると下痢をするので要注意。

葉はチャイニーズ ローリエという名前がしめすように、料理に使うことができる。煮出してハーブティーにすると、くせがなくて美味しいお茶になる。

柔らかい若葉を料理して食べることもできるそうだ。ブニには、血液を浄化させる作用や血行を促進させる作用があるという。熟した実を食べるか、葉を煎じて飲めばいい。

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