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シルサック

Sirsak

学名 Anona muricata
バンレイシ科 バンレイシ属
バリ語 : silik
英語  : soursop
日本語 : トゲバンレイシ

メキシコ、中米、カリブ海地方が原産の常緑広葉樹。高さは3~10m、木全体に独特の香りがある。
3枚の花弁を持つ緑色の花は、枝や幹から咲く。果実はバンレイシ属では一番大きく20~30cm、重さは2kgくらいになる。外側は緑色で、中の果肉は真っ白である。真っ黒な種がたくさん入っている。
中 性

シルサックの花

シルサックの実は、外側は緑色でとげとげがあり、真っ白な果肉の中に黒い種が入っている。誰かが捨てた種から芽が出て、庭にシルサックが2本はえてきた。一本はすごく酸っぱく、もう一本は甘酸っぱかった。

サワーサップという名前からしてもわかるように、とにかく酸っぱい。そのまま食べるより、練乳をたっぷり入れてジュースにするとおいしい。

パックジュースとして売っているが、生の実はあまり売っているのを見かけない。熟すとあっという間にやわらかくなるので、流通するには向かないのかもしれない。

お父さんが痛風だからと、せっせとシルサックを食べさせていた人を知っている。なかなかの効果だったと聞く。もう一人は、更年期以前に生理がとまってしまい、シルサックの葉のお茶を飲み続けたら、生理が復活したと話していた。

匂いのきつい生の葉のお茶を試してみたが、おせじにもおいしいとはいえない味だったので、乾燥した葉をお茶にした方がいい。

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