天界の花パーリジャータ
学名 Nyctanthes arbor-tristis
モクセイ科
インドネシア Sri gading
日本 ヨルソケイ
英語 Night Blooming Jasmine
Coral Jasmine
プリアタンの広場で植木市があった時に、パーリジャータの木を見つけた。5万ルピアで買って持ち帰り大事に育てていたが、植木鉢が小さくなって地植えに。
パーリジャータはインド神話で、乳海撹拌した時に生まれ、インドラが天界に持ち帰った花と言われます。クリシュナ様が天界へ行った時に、妻のためにこの花を奪っていったというエピソードもあります。それほど香りが良くて美しい花なんですね。
花は夕方から開き始めて、朝にはみな落ちてしまいます。ちょっと物悲しい感じ。スーリヤ神に恋したパーリジャータは、スーリヤ神に捨てられて、太陽が登ると散ってしまうという物語もあるそうです。
ジャスミンの1種なので、素晴らしい香りがします。抗ウイルス作用、健胃作用薬効などもあるのでお茶にして飲むことができるそうです。
花を集めて草木染めすれば、綺麗な黄色に染まります。僧侶の袈裟の色みたいです。
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