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noteの利用目的(エントリ)

久しぶりにnoteの存在を思いだしたので、書こうと思う。

ただ、気分で書き出すと途中で頓挫しそうなので、以下の通り、noteを書く意義を自分のなかで整理する。また、これからnoteを書くうえでいくつかのルールを自身に課すことにする。



noteを書く意義は、以下の4点である。

1.自らの思考整理…◎
2.デリバリーの訓練…○~◎
3.ロジカルな議論展開…△
4.いつ何を考えていたかの振り返り…△

では、項目に沿って説明をしていく。(なお、3.で熱が入ってしまって長文になっているがご容赦頂きたい)

ちなみに、腐ってもMに行く身なので、学生のロジカルシンキングがこれ位できればコンサルのオファーをもらえるという示唆もある。ごゆるりとご覧いただければ幸いである。

1.自らの思考整理…◎

これが一番大きい。

自身の思考整理方法のなかで、なぜこれが適切なやり方だと考えたかというと、以下の2点からだ。

▶経験上、思考のアウトプットをすることが整理のために重要

-考え込んでしまう性格で、一人で考えてもネガティブシンキングのドツボにはまる

-経験則的に、実際に言語としてアウトプットすることで自己認識がよりクリアになる

▶現在の状況において、アウトプットの方法がドキュメンテーションしかない

-人に話す方法もあるが、親しい人にしか自己開示ができない性格

-家族には一周回ってシリアスな話をできない

-親しい友人とは会えないし、話すなら対面がいい

からである。


2.デリバリーの訓練…○~◎

これを論じるまでに、良いデリバリーとは何か、なぜ良いデリバリー能力をつけたいのかを論じる。

●良いデリバリーとは何か

「良いデリバリー」の目的は、情報の受け取り手が満足することである。

では、どのようなときに情報の受け取り手は満足するのか?これは、伝える情報の性質、情報の受け取り手がその場合ごとに欲するものによって異なるが、おおよそ

「リアルタイムで、話されたことに腹落ちする」
「情報が、受け取り手が必要とするものである」

このあたりだろう。

では、これを踏まえたうえで、良いデリバリーとは何かを初めて検討することができる。かみ砕くと、どのような発信において、情報の受け取り手を満足させるような上記2点を満たすことができるかということである。

良いデリバリーの構成要素は、

▶議論展開が相手の思考スピードに合っている

▶論理構成が分かりやすい(特に主張部分)

▶無駄な部分が少なく、扱うべき情報量がコンパクトである

だという仮説を現在持っている。

ちなみに、この仮説をもったのは、私が早口であることによるエピソードからである。私は周りの人が全員認めるほどの早口(最近自分でもやっと気づいた)である。Tさん曰く、喋るのが早い人は思考スピードが速いらしい(ちなみに喋る速さと思考の速さの二者の論理関係に注意されたい。あくまでも後者は前者の必要条件である。後述にも関係するが)。

私は、実は喋るのが苦手(どちらかというと相手の呼吸に合わせて会話を挿し込むのが苦手)なのと、考えたことを頭の中に蓄積できないので、なるべく早くしゃべってしまいたい。ただそうすると、かなりの早口でけっこうな内容のことをバーッとアウトプットするわけで、かつ、頭のなかで1回思考を整理するステップを挟んでいないぶん、思考がまとめられていないことがしばしばである。結果、思考スピードに差がある人と話すと、たまにきょとんとされることがある。

これは、私の思考スピードがほんのちょっと速いことを鼻にかけるものではなく、むしろ困っている。ミーティングでバーッとしゃべった後に数秒間が空くと、あーまたやってしまったという後悔にさいなまれる。

では、どうしたら良いデリバリーを実現することができるのか?ここで先ほど述べた、良いデリバリーの要素を再掲すると、


▶議論展開が相手の思考スピードに合っている

 →ゆっくり話す、ポーズを入れることで解決

▶論理構成が分かりやすい(特に主張部分)

 →話し始める前に、ひと呼吸おいて考えをまとめる。

▶無駄な部分が少なく、扱うべき情報量がコンパクトである

 →同じことを繰り返さず、すっきりした論理構成にまとめる


になるわけだ。

ここまで読めばみなさんおおかたお分かりかと思うが、2, 3点目が、ドキュメンテーションによって訓練可能なものだと考えている。文章は言葉と違って書き直すことができる。すっきりした議論/文章の型を模索することで、デリバリーする情報もより洗練させられるのではないかということである。


3.ロジカルな議論展開…△

ここまで書いて長くなってしまっていたので、ここからはサクサク書いていく。あとこれは2.で論じた内容と若干かぶってしまった。切り方が美しくない、反省。

何はともあれ…

私はロジカルなタイプとよく言われるが、自分ではそうでもないと思っているし、何だったら巷で言われる「ロジカルシンキング」という言葉は好きではない。ロジカルであることを魔法のように扱っており、非常に本質的ではないと感じる。特にフレームワークなんて大嫌いだ。名前通り「フレーム」であり、中身は全くないのである。フレームはその時々にカスタマイズされるべきものであるし、決して本質ではない。

また話がそれたが、ロジカルであることは特別なものでは全くなく、むしろ最低限のマナー、言葉を通じてやりとりするうえでの素地となる、共通言語のようなものだと私は捉えている。

まぁだからこそロジカルであることが大事になるわけである。面白味があるものではないが、正しい認識を作り上げるものである。ものごとを色眼鏡を通さず、ありのまま見て考察することはMで働くうえで大事になってくるわけであるし、そもそも自分の目をもって世界を判断するには、ロジカルであることは大事なわけである。

ということで、ドキュメンテーションを通じて、ロジカルな論理構成で議論を展開することを癖付けたいと考えている。ただ目的としては薄い。


4.いつ何を考えていたかの振り返り…△

これは自分の成長を実感するためのツールになりうるであろうということである。自分を客観視することは大事なことである。ただ恥ずかしいので、目を細めながら見ることになりそうである。


まとめ

ということで4点を説明した時点ですでに疲れてしまったが、最後に、これからnoteを書くにあたって自分に課すルールを設定したいと思う。

①1記事に対して1トピックに絞る

言いたいことはたくさんあるが、結局思っていることを全部そのまま喋るから議論がとっ散らかってしまうのである。脇道にそれたい気持ちを抑えて、1つの結論に向かって綺麗な論理構成を作るよう心がける。

ただ、こんな堅苦しいエントリになってしまったが、真面目でない話題もばか真面目に論じるから面白いのだ。トピックに関しては大いにふざけながらやっていこうと思う。

②ドキュメンテーションの反省点・改善したい点を明確化する

結局、トレーニングのためにnoteを書くのだから、振り返りは重要である。自分の不足に対しても、言語としてアウトプットすることでより認識・思考が深まることを期待する。

…夜も更けてきてしまったので、今日はここで筆をおくこととする。やることに追われて忙しいというのに、なんでこんな面倒なものを書いてしまったのだろう。でも、実はこんなに脈絡なくものごとをする自分はけっこう好きだったりする。論理にしばられず、偶然を楽しみながら生きていることは今後も自分の強みとしてとらえていこうと思う。



あ、また脇道にそれてしまった。まーいいか。