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世の中の9割以上は解明されていると思っていた20代『謎』と『答え』 6,apr 2019

昨日今日と茶稽古で、参加者の方々の優しさにどっぷり包まれて、ただただ優しく優しいだけの時間を過ごすことができました。
優しさに頭まで浸かるといろんなところが回復するようです。
感謝しかありません。
次回の新月に行う『朔の茶稽古』は5/4(土)12:30〜です。
ちなみに満月の夜に行う『望の茶稽古』は4/19(金)19:00〜@千両宝辺(豊川市)です。
訪問茶会&茶稽古も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

さてさて、タイトルの件です。
私は先日からピラミッドの謎に迫る記事を浪漫に浸りながら読んでおりました。
それを読むだけで、SF作家になれるんじゃないかと錯覚してしまうくらいミステリーで溢れておりすごく良い脳の刺激になりました。
その中の記事で『石をくっつけている接着剤の成分は未だ解明されていない』とあり、学がない私はそこに着目したことがなかったので、えーっと呆けた次第です。
多分接着剤という表現だから、身近なイメージになってしまうせいでしょうね、そんなのも分かってないの?!的な驚きです(専門の方、申し訳ありません。何が難しくて何が解明されていないのかも理解できていないのでお許しを。)

実は同じような経験をしたことがあります。
20代のころ。とある身体に関わる資格取得のために講義を受けていました。
当時から無知なので、身体の事はほぼ解明されていると思っていました。学校でもある程度習ったし、テレビなどでも身体や健康についてはよく放映されていたし…。
それが、その資格講座を受けたばっかりに自分たちの身体について実はほぼほぼ分かっていないという事を私はその時に分かってしまった訳です。
えええ!自分が持ってる肉体のことですよ?
てことは、宇宙のことなんて分かるはずもないじゃん。と当時思ったものです笑。

そこからでしょうか、世間で言われている事を話半分で聞くようになったのは。
例えば科学で証明されて黒といわれていたことが数年後にはまったく逆の白になっているということもままあり、そういえば歴史などもそうですね。もう私が学生の頃とは常識かかわってしまっている。
なので新しく発見や解明されたことは覆されることがあるということを知っています。

とはいえ、科学で証明されてないと信じられなかった私はハーブを勉強するうえでもエビデンスや化学を重視していました。
しかし、東洋医学や古代ギリシャ医学などの知識を得ていくうちに、経験が豊富にあり、数百年も淘汰されていない事の方が信じられるのではないか?と考えるようになり今に至っております。

耐久性があるということ、それに尽きるのではないか、ということです。
だから私は何をするでも耐久性のあることをやりたいと思っています。

すこし話しが逸れましたが
科学や似非科学や、東洋医学などなど何を信じるかと聞かれたら『自分』と答えるしかありません。

お茶の淹れ方をお教えしていても『答え』が欲しい方が多いです。
ですが私は答えを言いません。
それはその方の中に答えがあるからです。
私は出会ったばかりの方の嗜好は残念ながら分からないので私は答えを持っていません。
答えはインスタントに分かることだけではないです。
それを導き出す道程に楽しさとクリエイティビティの価値を見出して頂きたい。

無駄に長い文になってしまいましたが、『無駄』が大事だと昨日の茶稽古の時に人生の先輩にお教えいただきました。
私より上の方がご参加くださることが多いのでいつも沢山の学びを教えて頂いております。感謝。

明日4/7はいちにち骨董マルシェに出店します。
みなさまお茶を飲みにいらしてくださいませ◎

JENI(濤凪)

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