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イベント出店から学んだ大切なこととは 3 mar. 2019

わたくし、お茶屋でこざいます。
茶葉を売ることが生業でございます。
といっても茶葉を取り扱い出してからまだ日も浅いので、イベントへ出店することも手で数える程の経験しかありません。
そんな新参者ですが、学んだことを記します。

人の温かさに触れること。

思うこと、気付くことはたくさんありますが、イベントの一番の気付きというか醍醐味はこれだと思う。

対出店者さん、対お客様、どちらもあります。
イベントへ出店するときは、出店者同士で助け合わなければ成立しないことが沢山あります。
例えばテントをたてる時など緊急じゃないときでも、店の準備をしている他店の方が、自分のことを後回しにして手伝ってくれたりします。
お客様も『わたし、お客様なんですー』という方は少なくて、その場で起きた出来事を共有してワクワクを一緒に育てていってくださるようなお客様が多いです。能動的、主体的なお客様が多いのかな。
あの場をみんなで作り上げる…といった感覚でしょうか、とにかくみんなが協力的で
ひとつひとつの小さなことが本当にありがたいと思います。
昔の商店街って毎日がこんな感じだったのかな。

ネットでのお買い物は便利で効率もよく、カロリー消費も少なく済む、すごいこと!
でも、人と人との交流がなくなってしまう。
購入するボタンの先に人の気配を感じられなくなってしまう。
わたしたちは心のないキャッチボールをする。
いい球が飛んできてもその感動を飲み込んでしまう癖がつく。
折角人と触れられるのに勿体ない。

お金と物の交換の本質はどこなんでしょう?

まだよく分からないけど、
私は同じ物を買うなら高くても大好きなお店屋さんから買いたい。
店主さんにも会いたいし、お店も応援したい。
信頼のある人へ大切なお金を流したい。

自分のお金だからどう使おうが勝手ですが、物を得る満足だけじゃなく、+αまで得られる使い方が出来たらいいんじゃないかと思います。

と、いろいろ思い返したら改めて、みなさまに感謝の念が出てきました。
わたしは皆様のお陰で成り立っています。
ありがとうございます。

JENI

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