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母親になって後悔してるを読んだら気持ち悪くなってきた


結婚出産について考えはじめた20代異性愛者の女性です。
読んでたら苦しくなった。とても興味深い本ですが。気持ち悪くなる。世界が母親に求めていること、世の中の押し付けてくる母親像にならないといけないことに対するアレルギー反応。受け付けられなくなって途中で本を閉じました。苦しい。



以下私見です。


わたしはどうしても母親になりたくない。

母じゃない人生を諦めたくない。わたしはもっと自分の快楽や成長や好奇心を追いかけていたい。利己的でなにが悪いの?なんで他人に献身的にならなきゃいけないの?ただ女に生まれただけなのに。世の中が求める母親像になりたくない。

子供が生まれたらわたしはいい母親になると思う。世話を焼いてご飯を食べさせて教育を受けさせて、過保護なほど心配する気がする。そうされてきたから。


わたしにとって母親になることはそれ以外を諦めることに等しい。
社会に対する自分、パートナーに対する自分、仕事をする自分や本を読んで考察する自分、趣味にふける自分を全て捨てる、全て殺すのと同じように感じている。

どうしてそこまでしなきゃいけないの?


わたしはもっと世界を知りたい。いろんなところに行きたいし知りたいし見てみたい。



わたしの能力は生殖だけじゃない。
内臓だけがわたしじゃない。
もっとちゃんと見てくれよ、世界。


わたしの母は音楽講師をしていました。
幼い頃から夢見た職業で、貧しい家庭ながらも音大を卒業して夢を叶えた女性でした。わたしが生まれるまでは。

わたしが小学校にあがるとき、母は
「お母さんがおうちにいないの寂しい?」と聞いたそうです。わたしは記憶にないけれど、うんと答えたらしく、それ以降母は専業主婦になりました。

いま思うと残酷だなと。
子供の存在は女にとって大きなもので、自分の人生の選択すらも委ねてしまう。(母がどう思っているのかはわかりませんが)

わたしの母は後悔しているんだろうか。



わたしは子供を持ちたくない。

自分の意思で人生を決めてきた、それを失うのが怖い。


体がしんどくなるまではバリバリ働いて稼いだお金を自分のために使いたいな〜50歳くらいで子供が産めればいいのにな〜と思っているけど、50になっても母親になりたくないって思ってるかもな〜とも思う。

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