第二十一章 オンラインパチンコホール、EL DORADO(エルドラード)広報担当に就任するまで「自らの投資至上、一番の失敗を経験する」
「高配当ウォレット系投資に手を出す」
ある日、後輩から連絡が来た。 ※ちなみに第十七章から出てくる後輩は、全て同一人物である。
”この高配当ウォレットいけますよ!!ポンジスキームでなければですが…。”
それは、2019年6月頃の話である。
その高配当ウォレットは、それまでの半年程度、安定して配当が出続け、まさに右肩上がりで急成長していた。本章までの失敗もあり、私はまず、30万円ほどを投資することにした。
ここまで読んでくれた皆さんはお分かりの通り、私はこの時点で、第十六章の高額投資で100万円、第十八章のEA3台で60万円ほど資金を溶かしている。ただ、第二十章で始めた仮想通貨はこの時点で、含み益になるまで回復していた。
本章の高配当ウォレットは成功に思えた。調子のいい時は、1日で4万円ほど配当が出ることもあった。これは行ける!と思った私は、持っていた自社株を全て売却し、その大半をその高配当ウォレットにつぎ込んだ。気が付くとウォレットの残高は、日々の配当を含め400万円を超えていた。
こんな日がずっと続くと思っていた…。しかし、、世の中そんなに甘くなかった。またこれかよ。
日に日に配当額は下がっていき、しまいには配当額がマイナスという日が続くようになった。何やねん配当額がマイナスって?と思いながらも、いつかまた元に戻るだろう。と、楽観的な私はまた高を括っていた。
今現在、その高配当系ウォレットの残高は5万円程度である。途中で出金したのは50万円程度だが、マイナスが積み重なり、結果今の額まで減ってしまったのだ。400万円あった残高は5万円に…
これが私の投資人生の中で、一番の失敗である。
結局、未だにこの高配当ウォレットがなんだったのか、仕組みが理解出来ていない。後輩に言われるままに投資をして、調子に乗って増額したら、根こそぎいかれたのである。
そういった投資では、もし追加投資するのであれば、”初期投資分を回収してから”増資するのがセオリーである。必ずそうした方がいい。
その時の私は、まだ投資というものを理解出来ていなかった。
それにしてもその後輩はいったい何だったんだ?私はなぜ信じていたのだろう?ここまでの投資で成功したものは一つもない。いつも人頼りで負け、自分の意志で投資しても負けの連続だった。
人頼りにして勝てるほど、投資の世界は甘くない。
当時の自分に言ってやりたい。”きみはアホか。”
次回に続く、、、「実はまだ続きがある…w」
第二十章へのリンク→ https://note.com/jenco194/n/n01c5d9741e6d
第二十二章へのリンク→ https://note.com/jenco194/n/nb1c8e7d90b43
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